『スケアリーストーリーズ 怖い本』続編が製作決定 ─ ギレルモ・デル・トロら前作スタッフ続投へ

鬼才ギレルモ・デル・トロが企画・製作・原案を務め、全米の子どもたちにトラウマを与えたという児童書シリーズを映画化した『スケアリーストーリーズ 怖い本』(2019)の続編が始動したことがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
前作『スケアリーストーリーズ 怖い本』は、ハロウィンの夜に、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだ高校生のステラたちが、一冊の“怖い本”を見つけるところから始まる物語。その本に“勝手に”綴られていく恐ろしい物語は、やがて現実となって高校生たちに次々と襲いかかっていく。
前作からはギレルモ・デル・トロのほか、監督のアンドレ・ウーヴレダル、脚本のダン&ケヴィン・ヘイグマンという主要スタッフが続投。続編の脚本もデル・トロによる原案を基に執筆されているという。ストーリーのほか、キャストや製作時期については不明。今度は一体どんな新たな恐怖が待ち受けているのか……。
なお、原作は累計700万部もの売り上げを誇るベストセラーでありながら、子どもたちにトラウマを与えたとして全米の図書館に置くことさえも禁じられた“最恐”の児童書シリーズ。1981年に第1作が発表されるや、実際の事件を彷彿とさせる恐ろしい描写などに親や教師から苦情が殺到したという代物だ。ギレルモ・デル・トロは、本シリーズを“自身の創作の原点”と語っている。
Source: The Hollywood Reporter