アーノルド・シュワルツェネッガー、まさかのラッパーデビュー ─ 「ルールを破れ、法は破るな」熱いリリック連発、「アイル・ビー・バック」も飛び出す

『ターミネーター』シリーズなど数々の人気映画で知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、突然のラッパーデビューを果たした。
オーストリアの歌手アンドレアス・ガヴァリエの新曲「Pump it Up – The Motivation Song」にフィーチャリング・アーティストとして参加し、おなじみのフレーズを織り交ぜたラップを披露している。
ガヴァリエとシュワルツェネッガーの共通点は、ともにオーストリアの出身であるということ。タイトルは直訳すると「気合い入れろ – モチベーションの歌」だが、ガヴァリエのパートではシュワルツェネッガーの人生や代表作、肩書きが歌い上げられる。そう、これはシュワちゃん自身も参加しているシュワちゃんの歌なのだ。
シュワルツェネッガーのパートでは、『ターミネーター』シリーズでおなじみの“I’ll be back.”や、“Hasta la vista, baby.”というフレーズが登場。「俺がアーノルド・シュワルツェネッガーだ、よく聞けよ」との歌い出しから、“モチベーションの歌”にふさわしい熱いリリックを連発する。「よく考えて自分に尋ねろ、“どんな人間になりたいんだ”って」「一生懸命努力して、自分を信じれば夢はすべて叶う」「ルールを破れ、法は破るな、失敗を恐れるな」「型を破ることを考えろ、痛みなくして得るものはない。“そんなの無理”なんて聞きたくない、必ず得られるものはある」。
公開されているミュージックビデオでは、ガヴァリエやシュワルツェネッガーのレコーディング風景や、ジムでのトレーニングの様子、そしてシュワルツェネッガー自身の過去の映像が登場。思わずレコーディングスタジオでも筋トレに励んでしまうシュワちゃんの姿など、見ている方も気合いを入れざるを得ない仕上がりとなっている。最初は「いったい何をしているんだ…」と思うかもしれないが、聴き終わる頃には謎の感動に包まれることだろう(きっと)。