アーノルド・シュワルツェネッガー、『ターミネーター』新作撮影に合流 ― 撮影は2018年6月より開始済み

映画『ターミネーター』シリーズの新作映画(正式タイトル不明)の撮影に、おなじみT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーが合流していることがわかった。撮影は2018年6月に開始されていたが、シュワルツェネッガーの参加状況は不明のままだった。
2018年7月26日(現地時間)、シュワルツェネッガーはフィジーのフランク・バイニマラマ首相に宛てたビデオメッセージを公開。地球温暖化や気候変動に関する、気候行動太平洋パートナーシップ(CAPP)のカンファレンス・イベントに欠席することを詫びるメッセージの中で、『ターミネーター』の撮影に参加していることを明かしている。
「フランク・バイニマラマ首相へ、今回のすばらしいイベントをお祝いしたいと思います。また、ご一緒できず申し訳ありません。私は『ターミネーター6(仮題)』の撮影をしているところで、そのためそちらへお伺いできないのです。そうでもなければ、すばらしいイベントですし、あなたも見事なリーダーシップを示されるでしょうから、きっとお伺いしていましたね。優れたお力をとても誇りに思います。あなたの行動すべてや、環境問題についてのすばらしいリーダーでいらっしゃることに感謝いたします。」
以前からシュワルツェネッガーは、『ターミネーター』新作の撮影が2018年6月から10月にかけて実施されることを明かしていた。ただし2018年3月にはシュワルツェネッガーが緊急心臓手術を受けており、撮影への影響も心配されていたのである。
冒頭に触れた通り、本作の撮影そのものは予定通り6月から開始されていた。ただし、シュワルツェネッガーの撮影への合流が予定通りだったかどうかはわからない。
ところでシュワルツェネッガーは、このビデオメッセージに髭を生やした姿で登場している。新作のT-800は髭をたくわえて登場することになるのか……?
シリーズ通算6作目となる『ターミネーター』新作では、プロデューサーにジェームズ・キャメロン、サラ・コナー役にリンダ・ハミルトン、そしてT-800役としてアーノルド・シュワルツェネッガーが『ターミネーター2』(1991)以来の集結をみせることで話題。同作の正統な続編として、『ターミネーター3』(2003)、『ターミネーター4』(2009)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)の3作品からは独立した物語が展開される。
なお新キャストには、主役級の登場人物ダニ・ラモス役にコロンビア出身の新鋭女優ナタリア・レイエス、その兄役にディエゴ・ボネータのほか、新ターミネーター役としてドラマ「エージェント・オブ・シールド」(2013-)のゴーストライダー役で知られるガブリエル・ルナ、人間の兵士・暗殺者役として『ブレードランナー 2049』(2017)のマッケンジー・デイヴィスが起用されている。
映画『ターミネーター』最新作(正式タイトル不明)は2019年11月22日に米国公開予定。
Source: THE TERMINATOR FANS