『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』オンラインの脚本読み会が実現、クリス・エヴァンス&アナ・ケンドリックら豪華キャスト再結集

『ベイビー・ドライバー』(2017)エドガー・ライト監督の代表作『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)の劇場公開10周年を記念し、キャスト&スタッフが一堂に会した脚本読み合わせがオンラインで実施された。世界の水不足に取り組む米国のNPO「Water For People」への寄付を呼びかける企画として、米Entertainment Weeklyが主催したものだ。
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』は、ブライアン・リー・オマリーによる人気コミックを原作に、売れないバンドのベーシストであるスコット・ピルグリムが、ニューヨークから引っ越してきたラモーナと付き合い始めるも、「私と付き合うためには、7人の元カレ軍団と戦わなければならない」との宣告をきっかけに、激しい戦いに身を投じていくアクション・コメディ。興行的にはふるわなかったが、ユニークな世界観と演出などでカルト的な支持を得てきた。
今回の読み合わせにも、再結集不可能と思われた豪華メンバーが集まった。スコット役のマイケル・セラ、ラモーナ役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドをはじめ、“元カレ軍団”からはルーカス・リー役のクリス・エヴァンス、トッド・イングラム役のブランドン・ラウス、ギデオン・グレイヴス役のジェイソン・シュワルツマン、ロキシー・リヒター役のメイ・ホイットマン、マシュー・パテル役のサティヤ・バーバー。
さらに、スコットの妹ステイシー役を演じたアナ・ケンドリック、“元カノ”キム・パイン役のアリソン・ピル、同じく“元カノ”ナイブス・チャウ役のエレン・ウォン、スコットのバンド仲間であるスティーヴン・スティルス役のマーク・ウェバー、スティーヴンの“元カノ”ジュリー・パワーズ役のオーブリー・プラザも参加。原作者のブライアン・リー・オマリー、脚本家のマイケル・バコール、そしてエドガー・ライト監督も加わっている。
なお映像の公開にあたり、キャスト&スタッフからは「ファンのみなさん、ありがとうございます。みなさんの存在なくして10周年を祝うことはできませんでした」と感謝のメッセージが記されている。たっぷり86分間、ふたたび『スコット・ピルグリム』の世界を堪能しよう。
Source: Entertainment Weekly