『スクリーム』最新作、「ザ・ボーイズ」ヒューイ役ジャック・クエイドが出演

人気のスラッシャー・ホラー映画『スクリーム』シリーズの最新作(タイトル未定)に、「ザ・ボーイズ」(2019-)ヒューイ役などで知られるジャック・クエイドが出演することがわかった。米Varietyが報じている。
『スクリーム』シリーズは、おなじみのマスクをかぶった殺人鬼「ゴーストフェイス」が登場する、ブラックコメディとしての魅力もたっぷりな人気ホラー作品だ。最新作には、これまでのシリーズから保安官代理デューイ役デヴィッド・アークエット、ゲイル・ウェザーズ役コートニー・コックスの続投が決定済み。ジャックは新キャラクターとして本シリーズへ加わることになるが、演じる役柄は明かされていない。
この度の発表に際して、ジャックはInstagramで「たぶん次の作品ではあまり血は関係しないでしょう!あ、でも待って…。」と「ザ・ボーイズ」で多量の返り血を浴びるヒューイを演じるジャックならではのウィットに富んだ言葉を添えて投稿。「『スクリーム』ファミリーに加われて最高です」と喜びを伝えている。投稿では「あまり血は関係しない」と言いつつも血の絵文字が横にたくさん並んでいるが、一体これは何を示しているのか、気になるところだ。
最新作にはジャックほか、新キャストとして「ヴィダ 故郷の母が遺したもの」(2018-2020)や『イン・ザ・ハイツ』のメリッサ・バレラ、「YOU ―君がすべて―」シーズン2(2019)のジェナ・オルテガが出演する。また、続投が期待されるシリーズの主人公シドニー・プレスコット役ネーヴ・キャンベルは、出演交渉中であることがわかっているが、正式な発表は出されていない。
監督を務めるのは、新鋭ホラー・クリエイターチーム「Radio Silence」に所属する、『レディ・オア・ノット』(2019)のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット。製作総指揮は『スクリーム』シリーズを生んだケヴィン・ウィリアムソン、同じくRadio Silenceのチャド・ヴィレッラほか。脚本は『ゾディアック』(2007)や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのジェームズ・ヴァンダービルト、「キャッスルロック」(2018-)のガイ・ビューシックが執筆した。
メグ・ライアンとデニス・クエイドの息子として知られるジャックは、『ハンガー・ゲーム』(2012)で役者デビュー。『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)などに出演を重ねた後に「ザ・ボーイズ」で一躍名を知られるようになった。ほか声優としても活躍しており、『スター・トレック』の新作アニメシリーズ「スター・トレック:ロワー・デックス(原題:Star Trek: Lower Decks)」に出演している。
映画『スクリーム』最新作(タイトル未定)は2022年1月14日に米国公開予定。既報によると、撮影は2020年秋に開始し、年内に終了予定だという。
Source: Variety