「サンディエゴ・コミコン」2021年夏もオンライン開催に ─ 小規模の対面イベントを11月開催予定

世界最大のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(San Diego Comic Convention)」が、2021年夏の対面イベント開催を断念し、再びオンラインでの実施となることがわかった。日時は2021年7月23~25日(米国時間)で、経済的な理由により開催期間を3日間に短縮しての開催となる。サンディエゴ・コミコンの公式サイトにて告知された。
サンディエゴ・コミコンは1970年の開始以来、対面でのイベントを例年欠かさず実施してきた。しかし2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて史上初の中止となり、オンラインイベントでの開催を実施。2021年の夏についても「ワクチンの接種が広がってはいるものの、7月にコミコン規模の対面型イベントを開催するのは時期尚早」との理由から開催を断念することとなった。
ただし主催者側は、断念の大きな理由はタイミングと規模にあるとして、2021年11月には、サンディエゴ・コミコンよりも小規模の対面イベントを3日間にわたって開催する計画を明かしている。収容人数や入場料など詳しい情報は準備中のため、追って公式サイトにて告知される。
今回の決定により、サンディエゴ・コミコンとしての対面イベントの開催は2022年まで延期となった。2021年のイベントに繰り越されていた2020年の入場バッジは自動的に2022年の開催へと再度繰り越されるが、払い戻し対応も後日行われる。なお、入場者・出展者ともに、2021年11月の小規模イベントへの振り替えも準備されているとのこと。こちらも詳細は追って告知される予定だ。
サンディエゴ・コミコンのオンラインイベント「Comic-Con@Home 2021」は2021年7月23~25日(米国時間)に開催予定。
Source: SDCC