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セバスチャン・スタン、新作映画でマリオン・コティヤール、マーク・ライランス、ジョエル・エドガートン、ヴァネッサ・カービーと共演へ

Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36102163096/ | Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marion_Cotillard_Cabourg_2017.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mark_Rylance_Cannes_2016.jpg | Nina Hellebakken Hagen https://www.flickr.com/photos/bflyw/47071656624/ | Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース作品のバッキー・バーンズ役で知られるセバスチャン・スタンが、豪華キャストによる新作映画『The Brutalist(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じた。

セバスチャンのほか、共演者として発表されているのは、『ある少年の告白』(2018)ジョエル・エドガートン、『君と歩く世界』(2012)などのマリオン・コティヤール、『レディ・プレイヤー1』(2018)マーク・ライランス、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)ヴァネッサ・カービー。脚本・監督は『ポップスター』(2018)『シークレット・オブ・モンスター』(2016)のブラディ・コーベットが務める。

物語はジョエル演じる先進的建築家のラズロ・トス、マリオン演じる妻のエルジェーベトを主人公に、戦後のヨーロッパを離れた2人が自らの生活と財産を再建しながら、現代のアメリカの誕生を目撃する30年間を描き出す。ある日、マーク演じる謎の裕福な依頼人が現れたことから、夫婦の人生は決定的な変化を迎えて……。

世界各国で活躍するスター俳優の顔ぶれに加え、出演者には『ブラックパンサー』(2018)イザック・ド・バンコレ、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)アレッサンドロ・ニヴォラ、『聖なる鹿殺し』(2017)ラフィー・キャシディ、『ニンフォマニアック』(2013)ステイシー・マーティンも発表済み。メインキャストのうち、セバスチャンとヴァネッサの役どころは明らかになっていないが、強者ぞろいの顔ぶれでどんな演技を見せてくれるのか、今から期待が高まるばかり。

コーベット監督によると、本作は「壮大なサーガであり型破りのラブストーリー」。主人公の夫婦はホロコーストを生き抜いたという設定で、英語・イディッシュ語・ハンガリー語・イタリア語を織り交ぜた作品になるとのこと。監督いわく、本作は「これまでで最も個人的な、家族の歴史に近い映画」。撮影は2021年1月に開始される。

プロデューサーには『ポップスター』『ハイ・ライフ』(2018)のアンドリュー・ローレンら、共同脚本には『ポップスター』『シークレット・オブ・モンスター』のモナ・ファストヴォルドが就任。アンドリューは本作について、「前世紀の歴史的瞬間を独自に解釈する取り組みを継続するもの」だと述べ、自身も移民のアーティストの孫であることから共感をおぼえること、そして現在のアメリカの政治的状況に通じる内容であることを強調している。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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