【ネタバレ】「シークレット・インベージョン」第2話のラスト、ニック・フューリーは知っていたのか?

この記事には、「シークレット・インベージョン」第2話『約束』のネタバレが含まれています。

奥様はスクラル人、ニック・フューリーは知っていたのか?
しかし分からないのは、ニック・フューリーは妻がスクラル人であるということを、認知しているかどうかということだ。実は、当初の脚本上では「彼は知っている」ことになっていたと、本作のアリ・セリム監督は米Deadlineで明らかにしている。ところが、実際に撮影をしてみて、あえて曖昧なものに変更していたのだという。
「撮影してみると、“もしかしたら知らないのかも”とした方が面白かったんです。最終的には、“彼は知っているのか、知らないのか”と思わせるような編集にしました。」
セリム監督は、フューリーの妻にまつわる事実について「今は明かすことができない」と話しながら、本作のプレミア上映後の鑑賞者らも、「彼は知っているのかどうか」の話題で持ちきりになっていたと振り返る。「どちらでもうまくいくようになっていると思います」。
フューリーにとって妻は「彼の支えであると同時に複雑な存在」というセリム監督は、「今後、2人の関係性について興味深いことが明らかになるでしょう」と予告し、フューリーが事実を知っているかどうかも描かれることを示唆。「究極的には、これは彼にとって意味あるものにするための、彼が対面すべき個人的な問題なのです」。
本エピソードの列車内でのタロスとの会話で示されたように、「シークレット・インベージョン」はスクラル人(=別人種)との共存や、彼らとの信頼関係や軋轢、個人的あるいは政治的な衝突が一つのテーマとなる。現実的なメタファーを含んだこの関係性が、夫婦という極めて私的な領域にもたらされた時、どのようなドラマが描かれるかに注目しよう。
ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで独占配信中。
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Source:Deadline