「セックス・アンド・ザ・シティ」ドラマリブート企画が進行中 ─ オリジナルキャスト3人続投に前向き、HBO Maxが契約交渉

大人の女性4人のニューヨーク・ライフを描いた人気ロマンスコメディ「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズのドラマリブート企画が進行していることがわかった。米HBO Maxが映像化権獲得に乗り出しているという。米New York Post運営のメディアPage Sixが第1報を伝えた後、米Deadlineなどが報じている。
「セックス・アンド・ザ・シティ」は、30代の独身女性4人の山あり谷ありなニューヨーク・ライフを描いたロマンスコメディ。1998年から2004年に米ワーナー・メディア傘下のHBOでテレビ放送され、2008年、2010年には映画2作が公開されるなど、幅広い世代で絶大な支持を獲得した人気シリーズだ。
報道によれば、ワーナー・メディアが「セックス・アンド・ザ・シティ」のリブート企画の為の契約交渉を進めているとのことだ。1シーズン限りのリミテッド・シリーズになる模様。交渉が成立すれば、オリジナルドラマ版が放送されたHBOではなく、自社ストリーミングサービスHBO Maxにて配信される見込みだという。
またリブート版には、オリジナルキャストからキャリー役サラ・ジェシカ・パーカー、シャーロット役クリスティン・デイヴィス、ミランダ役シンシア・ニクソン3人が再演に前向きと伝えられている。サマンサ役のキム・キャトラルのみ、復帰しない意向だという。制作陣に関する情報は伝えられていない。
現在、HBO Maxでは「ゴシップガール」(2007-2012)リブート版や映画『ヘルレイザー』シリーズのドラマ化など、かつての人気作を蘇らせる企画が複数進行している。直近では、2008年から2014年まで続いた人気ヴァンパイアドラマ「トゥルーブラッド」のリブート版も発表された。