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『シャン・チー』のみんなはカラオケ行ったら何歌うの?シム・リウ、オークワフィナ、ムンテアヌのカラオケ定番曲

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

この記事では『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の劇中での内容が含まれます。物語の核心的な部分には触れていませんが、鑑賞前で事前の情報に注意したい方は、ぜひ鑑賞後にお楽しみください。

マーベル・シネマティック・ユニバースのヒーローたちはどれも個性的で親しみやすいが、最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の主人公は、カラオケが趣味の駐車場係ときた。劇中では、親友ケイティと一緒に深夜のカラオケに繰り出し熱唱する一幕も。2人がデュエットしていたのは、『アラジン』の主題歌「A Whole New World」と、リル・ナズ・Xの2019年の大ヒット曲「Old Town Road」、そして『アルマゲドン』(1998)の主題歌でもおなじみエアロスミスの「I Don’t Want To Miss A Thing」だ。

キャスト陣は、実際にカラオケに行ったらどんな曲を歌うのだろう?米CinemaBlendのユーモアある質問に、シャン・チー役のシム・リウ、ケイティ役のオークワフィナ、そしてヴィランとなったレーザーフィスト役のフロリアン・ムンテアヌが答えている。

シャン・チー役シム・リウのカラオケ定番曲

シム・リウの回答はシャン・チーそのもの。「ディズニーのミュージカルが好きなんです。ディズニーのミュージカルが好きなんです」と大切なことなので2回伝えた後、「♪ I can show you the world…」と、『アラジン』の名曲「A Whole New World」を歌いだして美声を披露している。この曲は「特にパートナーと一緒に歌うと良いんだよね」という、思い入れある曲のようだ。劇中で歌い慣れていたのも、普段から本当に十八番にしていたからなのかも。

他にお気に入りのアーティストはエド・シーラン。ただし、自分よりも声域がちょっと高いので、カラオケではキーを変えて歌うようにしているとのこと。「とにかくカラオケが大好きなんです」とシム・リウ。コロナ禍での公開となった『シャン・チー』では残念ながら来日も叶わなかったが、もしも今後日本に来ることがあったら、最新マシンで思う存分歌って頂きたいものだ。

ちなみに多才なシム・リウは、歌手として『シャン・チー』のアルバムにも参加。アルバム17曲目「Hot Soup」でのメロウな歌声は必聴だ。

ちなみに情報をもうひとつ。『シャン・チー』でブレイクする前はエキストラやストック写真のモデルなどで地道な活動を続けていたシム・リウは、以前にも音楽方面にちょっとした縁があった。2012年、アヴィーチーとニッキー・ロメロによるEDMのスーパーヒット曲「I Could Be The One」のミュージックビデオにエキストラ出演していたのだ。オフィス勤務の一般男性として映像の後半に登場しているので注目してほしい。このビデオでシム・リウは欲求を爆発させる女性の振る舞いにドン引いているが、その約10年後にマーベル映画のスーパーヒーローとなってカンフーを披露するようになるとは、当時いったい誰が予想しただろう……。

ケイティ役オークワフィナのカラオケ定番曲

カラオケの話題に戻ろう。ケイティ役オークワフィナもカラオケでの定番曲を聞かれると「いっぱいあって……」と迷っているから、なかなかのカラオケファンの様子。「一曲挙げるなら……、『Pour Some Sugar On Me』ですね」と、彼女らしいパワフルな選曲だ。

『Pour Some Sugar On Me』はデフ・レパードによる1987年の大ヒット・ロックチューン。エッジの効いたボーカリングが求められる曲で、インタビュワーも「簡単な曲ではないですよね?」と驚いているが、オークワフィナは「簡単ではないですけど、得意なんです」。確かに、彼女のハスキーボイスならかなりカッコよくハマりそう。ちなみにオークワフィナ、これを歌う時はテーブルの上に登って熱唱するとのこと。そんなオークワフィナにはラッパーとしてもキャリアもある。みんな、多才だなぁ。

レーザーフィスト役フロリアン・ムンテアヌのカラオケ定番曲

最後は、片腕に刃をはめたレーザーフィスト役のフロリアン・ムンテアヌ。もともとプロの格闘家で、『クリード 炎の宿敵』(2018)ではドルフ・ラングレンが演じたあのドラゴの息子を演じた男だ。『シャン・チー』でも『クリード』でもストイックで寡黙なファイターといった印象があったが、ムンテアヌがカラオケで歌う曲はなんとバックストリート・ボーイズ。おそらく30代以上の方なら特にご存知であろう、2000年前後に世界中で社会現象的な活躍を見せたスーパー・ボーイズグループだ。

1990年生まれのムンテアヌのお気に入りは、BSBの代表曲「I Want It That Way」。ゆったりとしたテンポで、甘く優しい歌声がマッチする一曲だが、屈強なムンテアヌが歌うときっと一層魅力的に聴こえることだろう。

ところで『シャン・チー』劇中では、キャラクターが肩を組んでカラオケ熱唱していた。我々の世界でも、早くコロナ禍が落ち着いて、また彼らのように思い立ったらすぐにカラオケに行けるようになってほしいものだ。近い将来カラオケパーティーをするときには、ここで挙げられた『シャン・チー』キャストお気に入りの曲にトライするのも楽しいかも? ♪ユーアー、マイファーイアー……。

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Source:CinemaBlend

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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