マーベル『シャン・チー』MCU恒例のアレが登場、「最後まで席にいて」と監督

マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)恒例、あのシーンが登場するという。監督を務めるスティン・ダニエル・クレットンが予告している。
MCUでは、エンドロール終了後に登場する“ポストクレジットシーン”が名物となっており、ほとんどの映画作品で次作のストーリーに繋がるようなワンシーンが描かれてきた。MCUの新ヒーロー、シャン・チーを主人公とする本作でもMCUの伝統は引き継がれるようで、米Fandangoよりポストクレジットシーンの有無を訊かれたクレットン監督は次のように答えている。
「観客はほぼ間違いなく最後まで席にいるべきです!」
監督が言及したのはこの一言のみだが、『シャン・チー』のストーリーから繋がっていくことになると予想できるMCU作品は、少なくとも2つ挙げられる。ドラマシリーズ「シーハルク」と映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(ともに原題)だ。なぜなら『シャン・チー』の予告編には、この2作品とそれぞれ関係しているであろう『ドクター・ストレンジ』でおなじみのウォン(ベネディクト・ウォン)と、ハルクと同等の能力を持つ怪物アボミネーションの姿が捉えられているからである。『インクレディブル・ハルク』でアボミネーションを演じたティム・ロスは、「シーハルク」でMCU復帰を果たすことが判明済みだ。
もしくは、『シャン・チー』で初登場を果たした新キャラクターの今後がポストクレジットシーンで示唆される可能性も大いにある。殊に、マーベル・スタジオの新時代を築く新ヒーローと言われる主人公シャン・チーはMCUでの更なる活躍も見込まれているため、今後の動向に関するヒントが描かれる、なんてこともあるだろう。
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月3日(金)全国公開。
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Source: Fandango