『シャザム!』ザッカリー・リーヴァイ、『ジャスティス・リーグ2』参戦に意欲 ─ 「実現したらどうにかなっちゃいそう」合流を夢見る

これまで重厚さが魅力だったDC映画に、『シャザム!』がもたらしたのは底ぬけの明るさだ。もちろん、『ジャスティス・リーグ』の時点でもフラッシュ/バリー・アレンやバットマン/ブルース・ウェインがコメディ的なやりとりを見せてはいたが、笑えるスーパーヒーロー映画に特化した『シャザム!』は、やはり異色と言えよう。
もしもシャザムがジャスティス・リーグに参加することがあったら…スーパーヒーローに囲まれて大はしゃぎするシャザムことビリー・バットソンの無邪気さや、チームの中でも上位の戦闘能力を見せる頼もしさが楽しめそうだ。
ザッカリー・リーヴァイ、ジャスティス・リーグ合流を妄想
『シャザム!』は、全米初登場から2週連続1位の大ヒット。既に続編に向けた準備も始まっていることから、今後の継続的な活躍もじゅうぶん期待できる。演じるザッカリー・リーヴァイも、将来的な『ジャスティス・リーグ』参加の可能性への興奮を隠していない。カナダのメディアTront Sunに、「もしもジャスティス・リーグに加われたら、どうにかなっちゃいそう。ワクワクしています」と素直に語っている。
微笑ましいエピソードもある。ザッカリー・リーヴァイは『シャザム!』最終オーディションに向かう2017年のある日、車窓から『ジャスティス・リーグ』の看板を見上げてこんなことを考えたのだという。
「もしも受かって、もしも映画も上手くいって、もしも『ジャスティス・リーグ』も上手くいって、もしもまた『ジャスティス・リーグ』が作られたら…僕もあの人達と一緒にポスターに入れるんだ!」
まさしく劇中のビリー…というよりはフレディさながらの無邪気さでDCユニバースへ憧れたザッカリーは、「もし実現したらとんでもねぇ、ヤバいことになっちゃいそう」とはやる気持ちを抑えきれなかった様子だ。

実現の可能性は
その後ザッカリーは、幸運なことに『シャザム!』への主演が本当に実現。しかも映画は「上手くいった」とじゅうぶん言える好成績を収めた。しかし、むしろ懸念されるのは『ジャスティス・リーグ』の方だった。DC映画シリーズの集大成として2017年11月に期待の公開を迎えた『ジャスティス・リーグ』は、シリーズ中(当時)最低の興行収入成績に。後になってみれば、『アクアマン』(2018)のおよそ半分ほどの全世界興行収入成績になってしまった。
その後は、バットマン役のベン・アフレックやスーパーマン役のヘンリー・カヴィルのシリーズ卒業の可能性も報じられ(その決着は未だ分からない)、『ジャスティス・リーグ』続編の実現可能性は極めて不透明な状態にある。
本編をご覧になった方なら分かるように、シャザムは他のヒーローとの掛け合いが面白そうなキャラクターだ。『ジャスティス・リーグ』にこだわらずとも、DCヒーローとのユニークなコラボレーションを楽しみに待ちたい。なお、目下シャザムとの共演が最も確実視されているのが、ドウェイン・ジョンソン演じるブラックアダム。こちらは先に『ブラックアダム』単独映画でデビューした後、シャザムとの対決が実現する可能性が高い。
『シャザム!』は大ヒット公開中。
▼ 『シャザム!』の記事
『シャザム!』公式サイト:http://shazam-movie.jp