【ネタバレ】『シャザム!2』フレディのあのネタ、アドリブだった

この記事には、『シャザム!〜神々の怒り〜』のネタバレが含まれています。

DC映画『シャザム!〜神々の怒り〜』でフレディは、学校の新入生アンの正体が女神アンテアだと知らずに惹かれあい、距離を縮める。しかし、そこに現れたアンの姉ヘスペラやカリプソによってスーパーヒーローに変身する能力を奪われると、そのまま誘拐され、魔術師シャザムのいる牢獄に閉じ込められてしまう。
獄中でフレディは悪態をつきながら、なんとか脱獄する方法を見つけようとする。そこでフレディは「歯が落ちている!」と足元から歯を拾い上げる動作を見せ、気味悪がって投げ捨てる。
デヴィッド・F・サンドバーグ監督が筆者とのインタビューで明かしたところによると、この“歯”のくだりは、フレディ役ジャック・ディラン・グレイザーの即興演技だったそうだ。グレイザーは撮影中によくセリフを思いついてはアドリブで披露していたそうで、「いつも笑わされていた」と監督。他にシャザム役のザッカリー・リーヴァイも楽しいアドリブを連発していたということで、「本編に入れられないものも多かったのですが、いつかお見せしたいです」と話した。きっと映像特典などで見られることになりそうだ。
ちなみにフレディの歯のネタは、エンディングでもイラストとして再登場した。製作陣も、グレイザーのユーモアのセンスを大いに気に入ったということだろう。