DC映画『シャザム!』続編、2021年初頭に撮影開始の見込み ─ 子役も成長、早期の開始望まれる

DC映画『シャザム!』(2019)の続編『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』が、2021年初頭にも撮影開始を見込んでいることがわかった。主演を務めるザッカリー・リーヴァイが明かしている。
『シャザム!』は、見た目はオトナ、中身はコドモ、「シャザム!」と一言唱えるだけで、筋肉隆々のスーパーヒーローに変身する少年の冒険を描いた物語。DC映画の新境地を築き上げたとも言える本作は、現在続編企画が進行中だ。リーヴァイほか、少年ビリー・バットソン役のアッシャー・エンジェルやフレディ役のジャック・ディラン・グレイザー、フェイス・ハーマン、アダム・ブロディら前作キャストの続投が判明している。
このたび『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどで知られる俳優ダン・フォグラーがホストを務めるラジオ番組に出演したリーヴァイは、「来年(2021年)の第1四半期(1〜3月)が(撮影開始の)一案だと思います」と答えた。そもそも2020年内の撮影開始が見込まれていた本作だが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で開始時期が一時見合わせ。4月時点で、可能な作業のみリモートにて行われていることがわかっていた。
リーヴァイが「COVID-19の影響で全てが宙に浮いてしまったんです」と語るように、製作に全体的なひずみが生じていた本作は、可能な限り早期の撮影開始が見込まれている模様。その理由の1つに、10代の若手俳優が関係しているようだ。「子どもたちは草木のようにぐんぐん成長していきますから」とリーヴァイ。確かに第1作撮影当時の2018年5月で、子役の年齢はそれぞれ10〜16歳であった。しかし、撮影が見込まれる2021年までには、それから約3年が経過することになるから、仮に撮影が更にずれ込めば、その分だけ子役たちは大人びていくだろう。
予定通りの撮影開始を願うばかりだが、これも今後のコロナ禍の状況次第になりそうだ。ちなみに、リーヴァイいわく、現在も「ひたすら着々と脚本作業が行われている」という。
映画『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』は2022年11月4日に米国公開予定。
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Source: Dan Fogler’s 4D Xperience