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マーベル「シーハルク」ヴィランが判明 ─ 宿命のライバルを「グッド・プレイス」女優が演じる

マーベル

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「シーハルク(原題:She-Hulk)」のヴィランが判明した。コミックでシーハルクのライバルとして知られるティターニア役を、「グッド・プレイス」(2016-2020)のジャミーラ・ジャミルが演じる。米DeadlineVarietyなどが報じている。

ドラマ「シーハルク」は、ブルース・バナー/ハルクの従姉妹である弁護士のジェニファー・ウォルターズを主人公とする、“1話30分の法廷コメディ”。コミックのジェニファーは、とある殺人事件の弁護を依頼されたことから命を狙われて重傷を負い、ブルースの輸血で一命を取り留め、ハルクとしての能力を手に入れる。しかしブルースと異なるのは、当初からハルクの能力を自在にコントロールできることだった。

ヴィランとして登場するティターニアは、1984年に『マーベルスーパーヒーローズ シークレット・ウォーズ』(ヴィレッジブックス)に初登場。もともとはいじめられっ子の女性だったが、ドクター・ドゥームにスーパーパワーを授けられ、見た目は変貌し、恐るべき身体能力を手にしたという設定だ。今回が初の実写化となるが、本作にドクター・ドゥームは登場しないとみられるため、そのオリジンにどんな脚色が施されるのかがキーとなりそうだ。

ジャミーラ・ジャミル
ジャミーラ・ジャミル Photo by Dominique Redfearn/aitchisons https://www.flickr.com/photos/99331197@N05/48469924447/ Remixed by THE RIVER

主人公のシーハルク/ジェニファー・ウォルターズ役は『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(2017)のタチアナ・マスラニー。ハルク/ブルース・バナー役にマーク・ラファロ、アボミネーション/エミル・ブロンスキー役に『インクレディブル・ハルク』(2008)のティム・ロスが続投するほか、『WAVES/ウェイブス』(2019)のレネイ・エリース・ゴールズベリイ、ジンジャー・ゴンザーガが出演する。

監督・製作総指揮は『ウソはホントの恋のはじまり』(2013)のカット・コイロ、脚本は「リック・アンド・モーティ」(2013-)などのジェシカ・ガオ。撮影は2021年4月より開始されており、2022年にディズニープラスにて配信予定だ。

Sources: Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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