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『シャイニング』舞台版、ベン・スティラーがジャック役として交渉中 ─ 2023年に英上演予定、イヴォ・ヴァン・ホーヴェが演出担当

ベン・スティラー
Photo by Neil Grabowsky https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ben_Stiller_May_2019.jp CC BY 3.0 | Porter Square Books https://www.youtube.com/watch?v=3UjQPXQ7TKU | Remixed by THE RIVER

スティーヴン・キングによるホラー小説の傑作、『シャイニング』の舞台版が現在進行中だ。この度、原作小説でも馴染み深いジャック・トランスとして、『ナイトミュージアム』『ズーランダー』シリーズや『LIFE!』(2013)などのベン・スティラーが出演交渉中であることがわかった。Deadlineが報じている。

小説『シャイニング』は、ジャック・トランスという元教師で今は小説家を目指している男を主人公とした恐怖物語。冬のあいだ雪で閉鎖されるオーバールック・ホテルにてジャックは、妻と息子と共に管理人を務めることになる。落ち着いた環境で執筆活動に専念できることに喜びを感じていたジャックだが、これまでの過去を支配人や妻から執拗に突きつけられてしまい、精神的に追い詰められていく。報道によると舞台版は映画版ではなく、このスティーヴン・キングによる原作を忠実に描く作品になるという。

スタンリー・キューブリック監督による映画版では、ジャック・ニコルソンが同役を怪演して話題となったが、本舞台版では、ベン・スティラーが候補に。コメディ作品の印象が強い俳優だが、ジャックが徐々に狂気へと蝕まわれていく姿をいかにして演じるのか、注目が集まる。

『シャイニング』の舞台版として演出を担当するのは、『ローマ悲劇集』『橋からの眺め』など現代における世界最高峰の演出家、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ。また原作を翻案するサイモン・スティーブンスは、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』などを手がけた逸材だ。

イギリス・ロンドンのウエスト・エンドにて2023年1月より上演が予定されている本舞台は、今秋にもリハーサルをスタートするという。なお最終的には、ブロードウェイへの移籍が計画されているとのことだ。

Source:Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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