『エルヴィス』出演のションカ・ドゥクレ、44歳で死去 ─ 米ナッシュビルの自宅で発見

バズ・ラーマン監督最新作『エルヴィス』(2022)で実在の歌手ビッグ・ママ・ソーントンを演じたションカ・ドゥクレが死去したことが分かった。44歳だった。
米Deadlineによって入手された現地警察の発表によると、現地時間2022年7月21日木曜日、米テネシー州ナッシュビルにある自宅の寝室でドゥクレが亡くなっていることが子どもによって発見された。母親に反応が無いことを察した子どもは近所の大人に助けを求め、警察・救急に電話をかけたという。
死因は分かっていない。米The Hollywood Reporterによると、他殺の可能性は考えられておらず、現在は検視が行われているという。なお、ドゥクレは亡くなる3日前にInstagramを更新していた。
1977年、ノース・カロライナ州出身のドゥクレは、音楽の聖地ナッシュビルにある大学・大学院を卒業後に歌手としてのキャリアをスタート。大学時代に演劇を専攻しており、俳優としても活動していた。
直近では2022年4月にコーチェラ・フェスティバルでドージャ・キャットと共にステージに上がり、パフォーマンスを披露。同年6月下旬にプレミアを迎えた映画『エルヴィス』では、R&B歌手のビッグ・ママ・ソーントン役を演じるなど、活躍が続いていた矢先の訃報となった。
ご冥福をお祈りします。