『スパイダーマン:フル・サークル』発売 ─ 豪華アーティスト競演で描く究極のスパイダーマン・エンターテインメント

ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊『スパイダーマン:フル・サークル』が2023年8月24日より発売となった。
ジョナサン・ヒックマン&クリス・バチャロ、ジェリー・ダガン&グレッグ・スモールウッド、ニック・スペンサー&マイケル・オールレッド……豪華クリエイター陣の競演が織りなす究極のエンターテインメント。
本書は、2019年12月に発売された『アメイジング・スパイダーマン:フル・サークル』に特典ページを追加した単行本の日本語版で、現行のストーリーとは特に関係なく楽しめる独立した読み切り作品。
本書の最大の特徴は、複数の作家チームがリレー形式でストーリーを制作した作品であるということ。下記のリストをご覧いただければ、そのクリエイターの豪華さがおわかりいただけるのでは。
- Part 1
ジョナサン・ヒックマン[作]×クリス・バチャロ[画] - Part 2
ジェリー・ダガン[作]×グレッグ・スモールウッド[画] - Part 3
ニック・スペンサー[作]×マイケル・オールレッド[画] - Part 4
ケリー・トンプソン[作]×バレリオ・スキティ[画] - Part 5
アル・ユーング[作]×クリス・スプロース[画] - Part 6
チップ・ズダースキー[作]×レイチェル・ストット[画] - Part 7
ジェイソン・アーロン[作]×キャメロン・スチュワート[画] - Part 8
ジェリー・ダガン、ニック・スペンサー、アル・ユーング[作]
×マーク・バーグリー[画]
物語は、スパイダーマンがニック・フューリーに起こされて目覚めるところから始まる。場所は、戦闘のあとの廃墟と化したA.I.M.の研究所。
どうやらA.I.M.の秘密兵器に関わる任務の最中のようなのだが、一時的に記憶を失っているらしいスパイダーマンとともに、読者は何が起きているのかを探りながら話を読み進めていくことになる。
研究所から脱出用シャトルに乗って逃げた敵を追いかけ、地球に降り立ったスパイダーマンは、そこで人狼化した人々を目撃することに!
はたしてA.I.M.がたくらむ「人類人狼化計画」の謎とは?そして要所要所でスパイディに話しかけてくる謎の声の正体は?
二転三転する物語とともに、章を追うごとに窮地に立たされていくピーターパーカー。はたして作家陣全員で取り組んだ最終章で、ピーターがたどり着いた真実とは……。今をときめくクリエイター陣の豪華競演による物語を、どうぞお楽しみあれ。