『デアデビル:ノウ・フィアー』発売 ─ デアデビルの傑作コミックついに邦訳

ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊『デアデビル:ノウ・フィアー』が2023年8月24日より発売となった。
「汝、人を殺すなかれ」――法と神の名の下に正義の裁きを行う盲目のクライムファイター“デアデビル”。“恐れ知らずの男”デアデビルが、自らの恐れと向き合う傑作コミックがついに邦訳!
本書『デアデビル:ノウ・フィアー』は、2019年に創刊された『デアデビル(Vol.6)』の#1~5「ノウ・フィアー編」をまとめたもの。
大怪我から回復し、街にはびこる犯罪者たちに警告するため、再びヘルズキッチンに舞い戻ったデアデビル。だが、能力が完全には戻りきっていない彼は、いつもなら簡単に倒せるはずの強盗相手にも苦戦してしまう。
なんとか状況を切り抜け帰路についたマットだが、なんとその強盗のうちの一人が死亡。殺害の犯人はデアデビルである、と生き残った仲間が主張したことから、マットは殺人容疑をかけられ指名手配されることに……。
法と神の名の下に「人を殺さない」ことを信条としてきたデアデビルは、自分を陥れようとする何者かの陰謀であると考え、捜査を開始するのだが……。
デアデビルを執拗に狙う宿敵キングピンことウィルソン・フィスク、そしてデアデビルを「独善的な暴力を振るうビジランテ」として追うノース刑事……さまざまな登場人物たちの思惑が入り乱れながら、マットはデアデビルとして活動を続けた先にある”恐れ”に向き合うことに。
デアデビル誌のなかでも、特に傑作との呼び声が高いチップ・ズダースキー期の『デアデビル』。ドラマでも注目されている盲目のクライムファイターの物語をぜひ。