シャマラン監督、引退したブルース・ウィリスと今も連絡を取り合っている ─「とても優しくて、兄のような人」

『シックス・センス』(1999)『アンブレイカブル』(2000)『ミスター・ガラス』(2019)などブルース・ウィリスとは数回にわたって渾身作を共にしたM・ナイト・シャマラン監督は、今もウィリスと交流を続けているそうだ。米Comicbook.comのインタビューにて語っている。
『ダイ・ハード』シリーズや『アルマゲドン』(1998)など数々のヒット作品で知られるブルース・ウィリスが俳優業の引退を発表したのは2022年3月のこと。ウィリスが健康上の問題を抱えていることや失語症を患ったことから、俳優業を引退する声明を家族が表明した。引退の直近で仕事をしたマイク・バーンズ監督はウィリスの症状が悪化している様子を目の当たりにしていたことを明かしていたが、『White Elephant(原題)』『パラダイス・シティ(原題:Paradise City)』といった待機作もまだ控えており、引退を惜しむ声が相次いでいた。
間もなくドラマ「サーヴァント ターナー家の子守」の最終章が配信開始となるシャマランは、インタビュー中にこれまでのフィルモグラフィを振り返り、「ブルース・ウィリスの引退後に話す機会はあったのですか」との質問に「ええ、今も連絡を取り合っています。」と返した。
「とても優しい人なんですよ。常に私にとって兄のような存在です。彼は私を支持してくれる人でした。本当に私を支えてくれましたし、色んなことに挑戦させてくれました。もし彼がいなければ、私は実現させてもらえなかったと思います。私が関心のあるジャンルと情緒のバランスとは何かと探し当てることをね。」
言うまでもなく『シックス・センス』はシャマランの名を世に知らしめた傑作であり、ウィリスのキャリアにおいても転機の一つと言える作品だ。シャマランは以降、作品ごとに「シャマラン色」としか言いようのない独自性を拡大し、後進に多大な影響を与えている。またウィリスも2000年代以降、ジャンルや規模を問わず様々な役柄に挑戦し続けていた。今も2人が固い絆で結ばれているとは、安堵を感じられる知らせだ。
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