M・ナイト・シャマラン監督の新作映画、米公開が無期延期に ─ 新型コロナウイルスの影響を受けて

『シックス・センス』(1999)『ミスター・ガラス』(2019)などを手がける、スリラー/ホラー映画の名手M・ナイト・シャマラン監督による新作映画(タイトル未定)の米国公開が無期延期となったことがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
米ユニバーサル・ピクチャーズのもと企画が進められている本作は、当初2021年2月26日に米国で封切られるはずだった。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて、しばらくの間は撮影に入ることが困難とされ、やむなく公開を見送ることに。現時点で新たな公開日は未定のため、続報が待たれるところだ。
シャマラン監督は、2021年・2023年にユニバーサル・ピクチャーズより新作映画を2本公開予定と伝えられており、そのうちの一本が今回白紙となったというわけだ。タイトルさえも不明の2作だが、「完全に独立した」別物の作品であるとシャマランは明言している。『アンブレイカブル』(2000)『スプリット』(2017)『ミスター・ガラス』のような連作形式にはならないということだ。
ちなみに、シャマラン監督の新作が当初予定されていた2021年2月26日には、同じくユニバーサル・ピクチャーズ製作による、「ベター・コール・ソウル」(2015-)ボブ・オデンカーク主演のアクション・スリラー映画『ノーバディ(原題:Nobody)』が代わりに封切られることが決定。脚本を『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが、監督を『ハードコア』(2015)のイリヤ・ナイシュラーが務める。
Source: Deadline