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『ボーダーライン3』に『ミッション:インポッシブル』マッカリー監督が参加していることが判明

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
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アカデミー賞に3部門にノミネートされた傑作サスペンス・アクション映画『ボーダーライン』シリーズ第3作に、『ミッション:インポッシブル』シリーズで監督・脚本を務めるクリストファー・マッカリーが参加していることが明らかとなった。

第3作のプリプロダクションが進行していると伝えられているが、現時点では、執筆が進んでいるという脚本を誰が手がけているのか明かされておらず、監督の名前も浮上していない。

そんななか、前2作でプロデューサーを務め、第3作にも続投するモリー・スミスとトレント・ラッキンビルが米Colliderの取材に登場。最新作で誰がメガホンを取るのか質問され、「まだ誰が監督を務めるのか知らないんです。すべてはタイミングですからね。テイラー・シェリダンからクリス・マッカリーまで素晴らしいパートナーに恵まれているのは確かですが、タイミングが重要ですし、全員のスケジュールの兼ね合いになるでしょう」と回答し、マッカリーの参加を認めた。

現時点で監督は決定してしないようだが、名前が挙がったということは、マッカリーがメガホンを取る可能性があるのだろうか。とはいえマッカリーは、『ミッション:インポッシブル』シリーズの最終章になると言われている『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO(原題)』に取り組んでいるため、まさに「タイミングとスケジュールの兼ね合い」が鍵となりそう。

プロデューサーが回答で言及したテイラー・シェリダンは前2作の脚本家だが、現在、シェリダンは米Paramount+の人気ドラマ「イエローストーン」(2018‐)と、そこから派生したフランチャイズにかかり切りになっている。よって、第3作ではシェリダンの代わりに、マッカリーが脚本を担当することも考えられるかもしれない。

第3作におけるシェリダンの関与についてラッキンビルは、「彼は多忙を極めていますが、第3作の近くにいますし、間違いなく意見を提供するでしょう」とコメント。「あとは、いつスケジュールを合わせられるかが問題です。誰が参加できて誰がやりたがっているのかを確認するために、実際に会話の場を持つことから始めます。これまでに本プロジェクトに関わった人たち全員がずっと親密だったし、プロジェクトのファンでいてくれたと思います。だから前進して、何が揃っていて、自分たちのプロジェクトに誰が参加するかを確認していくだけです」と付け加えた。

スミスとラッキンビルは、2023年9月末に全米脚本家組合のストライキが終了して以来、第3作の脚本作業が進んでいると明かしていたことから、近いうちに脚本家と監督が発表されることを期待したい。一作目で監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴが復帰できるかどうかについても注目したいところだ。

なお両プロデューサーは、主要キャストのエミリー・ブラントとベネチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンを復帰させたいと展望も語っていた。

Source:Collider

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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