ディズニーランドにあった『キャプテンEO』を映画化したい ─ 『ホーンテッドマンション』監督、マイケル・ジャクソンのアトラクションに愛

ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した『ホーンテッドマンション』で監督を務め、過去にはカリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いたことがあるというジャスティン・シミエンが、マイケル・ジャクソン主演の3Dアトラクション『キャプテンEO』を映画化したいと意欲を見せている。
『キャプテンEO』は、マイケル演じるキャラクター“キャプテンEO”とスペースモンキーの“ファズボール”といった仲間たちが暗黒の惑星にたどり着き、歌とダンスの力で色彩を取り戻していくスペース・アドベンチャー。フランシス・F・コッポラが監督、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務め、超豪華な組み合わせが話題を呼んだアトラクションだ。1986年から1997年(2010〜2014年に再オープン)までカリフォニア・ディズニーランドで、1986年から1994年(2010〜2015年に再オープン)までフロリダ州ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの4大テーマパークの一つ、エプコットで、1987年から1996年まで東京ディズニーランドで上演された。
サンディエゴ・コミコン2023で米Screen Rantのインタビューに応じたシミエン監督は、次に映画化したいディズニーランドのアトラクションとして、「『キャプテンEO』をやりたいですね」と意欲。「もう終演しているのは知っているし、厳密には乗り物ではないけど、準備は出来ています。すぐにでも宇宙に歌とダンス、ジェリー・カール・ジュース(黒人用のヘアケア製品)が必要ですね」と語った。
ディズニーランドのキャストとして働いたことがあるだけに、どうやらシミエン監督は、同テーマパークのアトラクションを映画化したいとの思いが尽きないようだ。
2003年に公開された『ホーンテッドマンション』以来の再映画化となるシミエン版は、999人のゴーストが取り憑いた呪われた館“ホーンテッドマンション”に引っ越してきた、医師でシングルマザーのギャビーと9歳の息子トラヴィスが恐ろしい怪奇現象に何度も遭遇し、かなりクセが強めの心霊エキスパートたちの助けを借りて呪われた館の謎を解き明かしていくホラー・エンターテインメントとなっている。
ギャビー役でロザリオ・ドーソン、トラヴィス役でチェイス・ディロン、超常現象専門家のベン役でラキース・スタンフィールド、神父のケント役でオーウェン・ウィルソン、霊媒師のハリエット役でティファニー・ハディッシュ、歴史学者のブルース役でダニー・デヴィートらが出演。
『ホーンテッドマンション』は2023年9月1日より公開。
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Source:Screen Rant