『シャン・チー』シム・リウ、『デジモン』アグモンのはじめてのワープ進化に興奮 ─「あれは叫びました」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)にて、最強ゆえに戦うことを禁じたヒーローのシャン・チーとしてキャスティングされ、MCU俳優の仲間入りを果たしたシム・リウ。どうやら、“選ばれし俳優の”リウは、“選ばれし子どもたち”を主人公としたアニメ、『デジモンアドベンチャー』に魅了されたひとりのようだ。
1999年から2000年までに放送された『デジモンアドベンチャー』といえば、“デジタルワールド”という仮想世界を救うため、その異世界に放り出された選ばれし子どもたちが、パートナーであるデジモンとともに冒険を繰り広げる成長物語。今なお絶大な人気を博す初代『デジモンアドベンチャー』は、2020年から2021年にかけて、リブート版が放送されて再び脚光を浴びた。
2022年7月には、ゲーム『デジモンサヴァイブ』が発売されたり、「デジフェス2022」にて『デジモンアドベンチャー02』新作映画の追加情報が公開されたりなど、『デジモン』は大きな盛り上がりをみせているところだ。そんな盛り上がりをさらに後押しするかのごとく、Twitterにてシム・リウが突如と、『デジモンアドベンチャー』への愛を投稿している。
I have never considered myself to be a fan of anime… but then again I do recall full-on screaming the first time Agumon warp-digivolved into Wargreymon. That shit was the BEST.
So, I don’t know; maybe I need to give it a chance.
— Simu Liu (@SimuLiu) August 1, 2022
「これまで自分のことを、アニメファンだと思ったことは一度もありません。ただ、アグモンがウォーグレイモンにはじめてワープ進化したときはもう、とにかく叫んだことを覚えています。あれは最高でした。」
“ワープ進化”とは、パートナーデジモンが本来通るはずの過程を飛ばして究極体などへと一気に進化するもの。『デジモンアドベンチャー』の第38話にて初登場。ヴェノムヴァンデモンとの戦いの中、主人公の八神太一が、エンジェウーモンの光の矢に打たれることで、パートナーデジモンのアグモンがウォーグレイモンへとワープ進化を果たした。この展開には本作を観ていた世界中の選ばれし子どもたちが、ゴキゲンな蝶になったに違いない。ちなみにこのシーンでは、エンジェモンの希望の矢により、ガブモンがメタルガルルモンへとワープ進化する展開も描かれている。
なお、“アニメファンではない”というリウだが、この投稿の最後には、「チャンスを与える必要があるのかもしれません」とも添えている。「デジモン」だけでなく、これからアニメにどっぷりとハマっていくかもしれない。