米映画ファンが「2023年夏、最も期待する映画」第1位は『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

ピーター・パーカーの遺志を継いだマイルス・モラレスを主人公に、新たなスパイダーマンの誕生を描いた映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023年6月16日日本公開)が米国の映画ファンによって「2023年夏もっとも期待する大作映画」に選出されたことがわかった。米Varietyなどが報じている。
今回の調査は、米国最大のチケット販売サイトFandangoが2023年2月から3月にかけて、6,000人以上のユーザーを対象に調査したもの。対象者の86%が「昨年と比較して今年の夏は大きなスクリーンでより多く映画を見る予定」、同じく対象者の81%が「劇場に3回以上映画を見に行く予定」などと回答している。このたび発表されたランキングは以下の通りである。
- 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023年6月16日日本公開)
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023年7月21日日本公開)
- 『ザ・フラッシュ』(2023年6月16日日本公開)
- 『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023年8月4日日本公開)
- 『リトル・マーメイド』(2023年6月9日日本公開)
- 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年5月19日日本公開)
- 『バービー』(2023年8月11日日本公開)
- 『オッペンハイマー(原題)』(日本公開日未定)
- 『ホーンテッドマンション』(2023年9月1日日本公開)
- 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023年8月25日日本公開)
人気シリーズの続編と新作映画がほぼ半数ずつの結果となっており、対象者の89%が「昨年より、今夏はより多くの映画が劇場で上映されることにわくわくしている」と回答したのも納得のラインナップだ。ちなみに2022年12月に発表された「2023年最も期待する映画」ランキングでは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が第1位に輝いている。
Fandango副社長のジェレミー・ハインライン氏は、「映画ファンはおなじみのキャラクターやシリーズの復活、そしてオリジナルの新作映画を、熱心なファンのいる、そしてお気に入りの売店や最高の音響・映像をそなえた劇場のスクリーンで観ることを切望しています」とコメント。この調査を「映画ファンが劇場体験に情熱を寄せている」ことの証明だと力を込めた。
また、今回ベスト10にランクインした作品のうち9本はすでに日本での劇場公開日も決定しており、日米ほぼ同時に新作映画を楽しむことができる。夏の計画を立てるのが、より一層楽しくなりそうだ。
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Source: Variety, BOXOFFICEPRO