『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』6月16日公開決定、新たな予告編&場面写真も ─ 吹替版の声優陣も続投へ

2018年製作『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が、2023年6月16日(金)に日本公開されることが決定した。あわせて、新たな予告編&場面写真が一挙公開されている。
今回はスパイダーマン/マイルス・モラレスがマルチバースに身を投じ、スパイダーグウェン/グウェン・ステイシーや新たなスパイダーマンたちとともに未知なる脅威に立ち向かう。2024年公開の続編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題:Spider-Man: Beyond the Spider-Verse)』に繋がるシリーズ第2作だ。
“救うのは、愛する人か、世界か──”。 かつてスパイダーマンたちが受け入れてきた哀しき定めに抗う、ひとりのスパイダーマンが現れる。それは史上かつてない、スパイダーマン同士の戦いの始まりだった。
マルチバースを自由に行き来できるようになった世界。スパイダーマン/マイルス・モラレスは、久しぶりに再会したスパイダー・グウェンに導かれ、ある特別なユニバースに足を踏み入れる。そこではスパイダーマン2099/ミゲル・オハラを筆頭に、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューやスパイダーマン・インディア、娘が生まれたスパイダーマン/ピーター・B・パーカーなど、スパイダーマンたちのエリートチームが結成されていた。
そこでマイルスが知らされた未来は、愛する人と世界とを同時に救うことはできないという、かつてのスパイダーマンたちも背負ってきた「哀しき定め」。それでも両方を守り抜くと誓ったマイルスだったが、その大きな決断はマルチバース全体を揺るがす史上最大の事件を引き起こすことに。運命を変えようとするマイルスの前に、無数のスパイダーマンたちが立ちはだかる……。
出演者はマイルス・モラレス役のシャメイク・ムーア、グウェン・ステイシー役のヘイリー・スタインフェルド、ピーター・B・パーカー役のジェイク・ジョンソンをはじめ、スパイダーマン2099/ミゲル・オハラ役のオスカー・アイザック、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー役の「インセキュア」(2016-2021)イッサ・レイ、スパイダーパンク/ホバート・“ホビー”・ブラウン役の『NOPE/ノープ』(2022)のダニエル・カルーヤほか。ヴィランのザ・スポットを『ダージリン急行』(2007)のジェイソン・シュワルツマンが演じるほか、マイルスの父親役ブライアン・タイリー・ヘンリー、母親役ルナ・ローレン・ベレスが続投する。
なお、日本語吹替版にはマイルス・モラレス役に小野賢章、グウェン・ステイシー役に悠木碧、そしてピーター・B・パーカー役に宮野真守の続投も決定している。
監督は『ソウルフル・ワールド』(2020)のケンプ・パワーズ、前作美術監督のジャスティン・K・トンプソン、「ヴォルトロン」(2016-)のホアキン・ドス・サントス。製作・脚本をフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムが務めた。
アカデミー賞の長編アニメ映画賞に輝いた前作に続き、情報量ぎっしりのビジュアル表現は今回も健在。さらにシリアス&エモーショナルなストーリー、変わらないユーモアにも期待したい。3人のスパイダーマンがお互いを指差しあう、おなじみのミームの“超巨大版”にも注目だ。
なお日本版の予告編はインターナショナル・バージョンとみられ、米国版予告編には、冒頭に(日本版に登場していない)ヴィランのザ・スポットが登場。前作に続いてマイルスの両親も姿を見せているので、こちらもあわせてチェックしてほしい。
映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、2023年6月16日に全国公開。続く『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2024年公開予定。
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