『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』新予告編、夏のスーパーヒーロー映画で最高の視聴記録を樹立

『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の続編映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の新予告編が、2023年夏のスーパーヒーロー映画のなかで最も視聴されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
2023年4月4日に世界一斉解禁となった『アクロス・ザ・スパイダーバース』の第2弾予告編は、公開後24時間で1億4,860万回再生され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の1億1,690万回、『ザ・フラッシュ』の8,160万回を大幅に上回る記録を打ち立てた。これは『スパイダーバース』シリーズの予告編としても新記録だという。
また、マーベル・コミック原作映画の第2弾予告編としても、本作はここしばらくで最高の成績を記録。2022年公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は1億2,160万回、『ソー:ラブ&サンダー』は9,810万回、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は8,480万回、そして2023年公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は8,380万回だった。
あまたのスーパーヒーローの中でも、スパイダーマンは特に大きな人気を得ているキャラクター。さらに前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)はアカデミー賞に輝くなど高い評価を得ていることもあり、その続編に注目が寄せられることは当然のことだ。革新的なビジュアル表現の一端をいち早く目撃したいというファンの思いが、今回の記録につながったものと考えられる。

マルチバースを自由に行き来できる世界で、スパイダーマン/マイルス・モラレスは久々に再会したスパイダー・グウェンに導かれ、ある特別なユニバースに足を踏み入れる。そこではスパイダーマン2099、スパイダーウーマン、スパイダーマン・インディア、そして“師匠”ことスパイダーマン/ピーター・B・パーカーなど、スパイダーマンたちのエリートチームが結成されていた。しかしマイルスは、そこで“愛する人と世界を同時には救えない”というスパイダーマンの哀しき運命を知らされる。それでも両方を守り抜こうとするマイルスの決断は、マルチバース全体を揺るがす事件を引き起こし、やがてマイルスの前に無数のスパイダーマンが立ちはだかる……。
監督は『ソウルフル・ワールド』(2020)のケンプ・パワーズ、前作美術監督のジャスティン・K・トンプソン、「ヴォルトロン」(2016-)のホアキン・ドス・サントス。製作・脚本をフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムが務めた。
映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、2023年6月16日(金)全国公開。続く『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2024年公開予定。
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Source: Deadline