『スパイダーマン』キルスティン・ダンスト、MJ役再演オファーに「絶対に断らない」と快諾宣言

サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズのヒロイン、MJ役を演じたキルスティン・ダンストが、再演の可能性について言及した。現在、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズと『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したキャラクターのカムバックが期待されているところだ。
『ノー・ウェイ・ホーム』については、多くのことが謎に包まれているがゆえに、ファンの間で過去作からカムバックするかもしれないキャラクターの予想合戦がネット上で展開されている。この中には、ダンストの名前も当然ながら挙げられているわけだが、(真偽はさておき)これは本人によってすでに否定されている。
しかし、ダンストはMJ役の再演自体には前向きなようで、2021年11月上旬に開催された米AFI Festの場では「やりますよ。やらない理由なんてないですし、楽しそうじゃないですか」と発言。さらに、ダンストは「そういうお話は絶対に断りません」と再演オファーが来た際の快諾宣言までしている。
ライミ版シリーズが2007年に完結して早14年。物語の中の世界の“その後”に思いを馳せたダンストは、MJの今をこのように想像する。「私だったら、歳を重ねてスパイディ・ベイビーたちと一緒にいる今のMJになりたいです」。どうやらダンストは、紆余曲折を経たトビー・マグワイア演じるピーターとMJが幸せであり続けた世界を思い描いているようだ。
上述の通り『ノー・ウェイ・ホーム』では、実写版『スパイダーマン』シリーズ初の試みとなる「マルチバース」展開がついに実現する。ひとまず『ノー・ウェイ・ホーム』にはダンスト版MJは登場しない(と本人は主張している)ようだが、同作後の展開次第では、母親になったMJが見られるかもしれない。
Source: Variety