『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ついに完成 ─ 6月28日、日本にて世界最速公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の製作がついに終了、無事に完成を迎えたようだ。ジョン・ワッツ監督がInstagramにて報告している。
本作はトム・ホランド主演によるMCU版『スパイダーマン』単独映画シリーズの第2作。単独映画としての前作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)や、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に続いて、ピーター・パーカー/スパイダーマンの新たな冒険が描かれる。
このたびワッツ監督は映画の完成報告とともに、スパイダーマン役のトム・ホランドをはじめ、ミシェル役のゼンデイヤ、フラッシュ・トンプソン役のトニー・レヴォロリ、ベティ・ブラント役のアンゴーリー・ライスらが撮影現場でモニターをのぞき込んでいる写真をInstagramに投稿。「ストーリー」機能には、同じ写真に「みんなは何を見ているんでしょうか?」とのコメントを添えて投稿している。
なお、この投稿に名前の挙がらなかったネッド役のジェイコブ・バタロンは、「ちょっと!僕は?」とのコメントを送っており、これにワッツ監督は「なぜ名前がないか、君は分かってるでしょ…」との意味深な返答をよこしている。ということは、ジェイコブの演技をモニター越しに見つめているということなのだろうか?
ともあれ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、2019年6月28日(金)の日本での世界最速公開、ひいては6月26日(水曜日、米国時間)のワールドプレミアに先がけること約2週間半、無事に完成を迎えたことになる。ギリギリまで製作が続けられることもあるマーベル映画としては、やや余裕のあるスケジュールでゴールに到達したといえるだろう。あとは公開を楽しみに待つのみ…!
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
ピーター・パーカー/スパイダーマンは、夏休みに学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かけることに。ところが、その旅先にニック・フューリーが突如現れる。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパの各都市に、炎や水など自然の力を操るクリーチャーが現れて世界を危機に陥れているのだ。大きな危機を前に「僕はただの“隣人”だ」と怖気づくピーターに、ニックはベックという人物を引き合わせる。“別の世界”から来たというベックもまた、ピーターと共に敵に立ち向かうのだった。しかしこの人物、果たして敵か味方か? そしてピーターは、この危機をどう乗り越えていくのか。世界の未来は今、彼の手に託される…!
マーベル・シネマティック・ユニバースの各作品に続き、本作にはピーター・パーカー役のトム・ホランド、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンらが続投。新キャラクターのクエンティン・ベック/ミステリオ役は『ナイトクローラー』(2014)などのジェイク・ギレンホールが演じる。もちろん、ゼンデイヤ演じるMJやジェイコブ・バタロン演じるネッドらクラスメイトたちも登場。監督は前作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のジョン・ワッツが務める。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)世界最速公開。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/