『アメイジング・スパイダーマン2』ライノ役、『ノー・ウェイ・ホーム』に再登場せずとも「納得しています」

「俺はアレクセイ様だぞ!アーハッハッハァ!」
いま、アレクセイと聞くと、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作 『ブラック・ウィドウ』のレッド・ガーディアン/アレクセイが思い浮かぶ?ここでの話題は、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)にヴィランのひとりとして登場したライノ/アレクセイ・シツェビッチだ。
ライノが登場した『アメイジング・スパイダーマン2』からは、エレクトロ/マックス・ディロン役のジェイミー・フォックスがMCU『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に再登場することが判明している。同『アメイジング』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドも復帰するのではないかという噂も囁かれているが、ライノ役のポール・ジアマッティもまた『ノー・ウェイ・ホーム』でのスパイダーマンとの再戦を望んではいないだろうか?
「僕はいいんです」と、ジアマッティは米Comicbook.comで謙虚な思いを語っている。「他の人にも尋ねられましたが、どんな噂があるのかは追っていません。僕は納得しています。あれだけであっても、全く構わないんです。大丈夫です」。
思えば、『アメイジング・スパイダーマン2』の序盤とラストに登場したライノは、スパイダーマンの見せ場をふんだんに盛り上げてくれていた。序盤ではプルトニウムを積載したトラックを盗んでスパイダーマンにアクションたっぷりのスタートを切らせ、ラストでは原作コミックの設定であるサイを模した装甲アーマーとともに街に登場。スパイダーマンに憧れる勇敢な少年が立ち向かおうとすると、そこに本物のスパイダーマンがカムバックを果たすという感動的なラストを演出した。
映画では、その後スパイダーマンとライノの対決が始まろうとするところでエンドロールに突入する。これをもって『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが打ち切り終了となってしまった以上、スパイダーマンとライノの決着の行方はわからないのだ(もっとも、親愛なる隣人が勇ましい勝利を上げたことは想像に難くない)。
「覚えてやがれ、スパイダー!」「俺様はライノだ!」あの悪党感たっぷりの豪快な雄叫びは恋しい限りだが、演じたジアマッティも心から満足していると知ると、ファンとしては嬉しいところ。そんなジアマッティは2021年7月29日に日本公開予定の『ジャングル・クルーズ』にも出演している。
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Source:Comicbook.com