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『スパイダーマン:スパイダーバース』続編に『NOPE/ノープ』ダニエル・カルーヤが出演 ─ ゲームにも登場のスパイダーパンク役演じる

Daniel Kaluuya ダニエル・カルーヤ
Photo by Gage Skidmorehttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daniel_Kaluuya_(35411573144).jpg

『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)の続編映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』に、『NOPE/ノープ』(2022)のダニエル・カルーヤが出演することがわかった。米Varietyなどが報じている。

ダニエルが声優を務めるのは、スパイダーパンク/ホバート・“ホビー”・ブラウン役。コミックでは2015年に『スパイダーバース』で初登場し、ホームレスのティーンエイジャーという設定で、暴力で抑圧する大統領を相手にロックの力で戦った。ゲーム『Marvel’s Spider-Man』ではスパイダーパンクのスーツが、『MARVEL ストライクフォース』ではキャラクター本人が登場するなど、コアな人気を得ているキャラクターである。

演じるダニエルは『ゲット・アウト』(2017)でアカデミー賞主演男優賞などにノミネートされたほか、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)ではゴールデングローブ賞の助演男優賞候補となった。マーベル・シネマティック・ユニバース映画『ブラックパンサー』(2018)ではティ・チャラの友人ウカビ役を演じており、マーベル作品には2度目の登場となる。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、スパイダーマン/マイルス・モラレスがマルチバースに身を投じ、スパイダーグウェン/グウェン・ステイシーや新たなスパイダーマンたちとともに未知なる脅威と対決。本作を経て、物語は2024年公開の続編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題:Spider-Man: Beyond the Spider-Verse)』に繋がる。 

声優陣には、前作からマイルス・モラレス役のシャメイク・ムーア、スパイダーグウェン役のヘイリー・スタインフェルド、マイルスの父親ジェファーソン・デイヴィス役のブライアン・タイリー・ヘンリー、母親リオ・モラレス役のルナ・ローレン・ベレスが続投。スパイダーマン2099/ミゲル・オハラ役のオスカー・アイザックも本格登場する。

ダニエルのほかに新キャストとして加わるのは、ヴィランのザ・スポット役を演じる『ダージリン急行』(2007)のジェイソン・シュワルツマン、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー役の「インセキュア」(2016-2021)イッサ・レイ。前作でグリーン・ゴブリンを演じたヨーマ・タコンヌがバルチャー役で再登場するほか、役柄不明ながらレイチェル・ドラッチ、シェー・ウィガム、グレタ・リーも出演している。

なお、以前続投が報じられていた、前作で“中年スパイディ”ピーター・B・パーカー役を演じたジェイク・ジョンソンの名前は今回の発表には含まれていない。

監督は『ソウルフル・ワールド』(2020)のケンプ・パワーズ、前作美術監督のジャスティン・K・トンプソン、「ヴォルトロン」(2016-)のホアキン・ドス・サントス。製作・脚本をフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムが務める。

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』は、2023年6月2日に米国公開予定(日本公開は2023年)。続く『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2024年3月29日に米国公開予定。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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