『スパイダーマン:ホームカミング』続編に脚本家2名が続投の見込み ― 『レゴRバットマン ザ・ムービー』『アントマン』続編も執筆の注目株

2017年8月11日に日本公開された、映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編に脚本家2名が続投する方向であることがわかった。米ハリウッド・レポーター誌は、すでにソニー・ピクチャーズ/マーベル・スタジオが契約の最終交渉に入っていると報じている。
このたび新『スパイダーマン』続編の脚本を執筆する方向で交渉が進んでいるのは、クリス・マッケナ&エリック・ソマーズのふたり。意外なのは、『ホームカミング』劇場公開時のプロモーションに参加していたジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリーのコンビより先に登板が決定しそうなことだ。

もっともマッケナ&ソマーズのふたりは、ともすれば今後のハリウッドを背負って立つことになるかもしれない注目株といえるだろう。バットマン映画の“最高傑作”とすら評された『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』(2017)の脚本を執筆したほか、日本公開が決定した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に参加、さらにマーベル・シネマティック・ユニバース作品では『アントマン&ワスプ(原題:Ant-man and the Wasp)』も執筆しているのである。
映画を観る側には想像もつかないことだが、きっと『ホームカミング』の脚本作業でソニー/マーベルはふたりの仕事を高く評価したのだろう。またその活躍ぶりから、スケジュールを早めに確保したいという思惑があったのかもしれない。
なお『スパイダーマン』続編には『ホームカミング』の主要スタッフが復帰するとみられており、ジョン・ワッツ監督も契約交渉に入っていることが報じられている。ワッツ監督とパートナーを組んできた脚本家、クリストファー・フォードが続投するかどうかは現時点では不明だ。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日より全国の映画館にて公開中。続編は2019年7月5日の米国公開予定だ。
Source:?http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/spider-man-homecoming-writers-returning-sequel-1033928
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