『スパイダーマン:スパイダーバース』コミコンでのプレゼンが無事終了!現地よりレポート到着

注目の最新アニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』が、アメリカ・サンディエゴで開催の「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ」にてプレゼンテーションを無事に終え、現地よりレポートが到着した。

このプレゼンテーションでは、プロデューサーのクリストファー・ミラーとフィル・ロード、そして声優をつとめるシャメイク・ムーア(主人公マイルス・モラレス役)、ジェイク・ジョンソン(ピーター・パーカー役)、ヘイリー・スタインヘルド(グウェン・ステイシー役)らが登壇。
プロデューサーのミラーとロードが今回の映画化について、「(主人公である少年)マイルス・モラレスのキャラクターが大好きなんです。スパイダーマンのアニメーション製作の話が来たとき、絶対にマイルスの話じゃなきゃ!と言いました」と、キャラクターへの強い愛情を語った。『スパイダーマン:スパイダーバース』は予告編から見て取れるスタイリッシュで斬新な映像が見どころとなっているが、このこだわりについては「まるでコミック・ブックそのもののようなルックでストーリーを語るのに素晴らしい機会です。コミックの中に実際に入り込んでしまうようなね。これまで誰も見たことないような、絶対にスクリーンで見なければならないものを作ろうと思いました」と意気込みを語った。

ファンの期待を集めているのは、黒人/ラテン系スパイダーマンとして原作コミックでも人気の高いマイルズ・モラレスの登場だ。作品の中ではマイルスとピーター・パーカーの関係性も重要なものとして描かれており、演じるシャメイク・ムーアは「マイルスは指導者を必要としている。ピーターにそのお願いをするのだけど、ピーターは最初全く興味がない。でもマイルスはあきらめないんです」と紹介した。
本作では、様々な並行世界(バース)から種類豊富なスパイダーマンが登場するのがストーリー最大の特徴。コミコン会場でお披露目された映像には、マイルス・モラレスがピーターやグウェン・ステイシーと出会うシーンのほか、スパイダーマン・ノワールや日本語を話す少女ペニー・パーカー、そしてブタのスパイダーハムまでもが登場。さらに、スパイダー・ノワールの声優として、ニコラス・ケイジの起用も正式発表となっている。またペニー・パーカー役にキミコ・グレン、スパイダー・ハム(ピーター・ポーカー)役にジョン・モラニーの起用も併せて発表された。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』全米公開は2018年12月14日、日本では2019年の公開だ。
『スパイダーマン:スパイダーバース』公式サイト:http://www.spider-verse.jp/site/