『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』初ショットが公開、ヘンリー・ゴールディングが石段登る

史上初の規模で日本ロケを行うハリウッド映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の製作が着々と進んでいるようだ。日本にルーツを持つ人気キャラクター、スネークアイズを描く本作より、2020年1月に東京で製作発表記者会見を開いて以来のアップデートが届いた。主演ヘンリー・ゴールディングによる以下のInstagram投稿だ。
これは、ヘンリーが自身の33歳の誕生日(2月5日)を迎えたことを記念して投稿したもの。本作で演じる主人公スネークアイズが寺院らしき前の石段を登る背中を捉えた、初の画像である。
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、アクションフィギュアをもとした人気映画シリーズの最新作。2009年に『G.I.ジョー』、2013年に続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』が公開されている。
本作は、内閣府が初めて実施する外国映像作品ロケ誘致に関する実証調査の対象作品として採択されており、日本国内で大規模なロケ撮影が実施される。日本にとっても、ハリウッドにとっても初の試みだ。姫路、大阪、茨城をはじめとするエリアで、数ヶ月に渡って国内で主要撮影を行う。ヘンリーのInstagramには、日本滞在を楽しむ様子も投稿されている。
『クレイジー・リッチ!』(2018)『ラスト・クリスマス』(2019)のヘンリー・ゴールディングが演じる主人公スネークアイズは、孤独なキャラクターで、日本の古代一族「嵐影」の一員として忍者の道を歩む。映画では、彼の歴史や忠誠が壮大なアクションとスリルと共に語られるという。
共演には、Netflixオリジナルシリーズ「Giri / Haji」の平岳大はじめ、安部春香、小路アンドリューの日本人/日系キャストが揃った。監督は『RED/レッド』(2010)ロベルト・シュベンケが務め、スタントコーディネーター/アクション監督は谷垣健治が担当する。
日本の地に根ざした製作を行う本作について、監督は「チャンバラ、カーアクション、日本の文化発祥の、日本映画の要素、ヤクザや任侠の要素も入れるつもり。日本的な要素を正しく取り入れますので、とても特別な映画になるでしょう」と予告している。
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は2020年公開。