ザック・スナイダー監督、『バットマン:ダークナイト・リターンズ』映画化を熱望「私の夢です」

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)などで知られるザック・スナイダー監督が、DCコミックス『バットマン:ダークナイト・リターンズ』シリーズを題材にした映画化企画に興味を示しているようだ。
『バットマン:ダークナイト・リターンズ』は、ブルース・ウェインがバットマンを引退してから10年後、犯罪が横行するゴッサムシティを舞台にした作品。55歳になったブルース・ウェインは、政府や警察の反対を押し切り再び犯罪に立ち向かう為に復活を誓う。しかし、バットマンの復活は様々な波紋を投げかけることになるのだった。原作はフランク・ミラーが、作画はクラウス・ジャンセンが手掛けた。
この度、The Nerd QueensのYouTubeチャンネルにて行われた配信「League of Mayhem Stream: Let’s Talk Movies With Zack Snyder」に、ザック・スナイダー監督が登場した。『バットマン:ダークナイト・リターンズ』について、「心を奪われています」と語っている。そして、作品への深い愛は映画化に対する想いにも繋がっているようだ。「いつの日か必ず、無愛想で年老いたバットマンのように、一回限りの作品としてやってみたいですね。それが私の夢です」。
ザック・スナイダー監督は以前、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が『バットマン:ダークナイト・リターンズ』からの影響を受けていると公言していた。如何に本人とって大切な作品であるのかを伺える内容だが、中には影響を受け過ぎていると指摘するファンもいたようだ。「“スナイダーは『ダークナイト・リターンズ』を読むのを止めて、『バットマン』の他のコミックを読むべきだ”というツイートを最近見かけたのですが、思わず返信してしまうところでしたよ」。
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Source: Screen Rant , League of Mayhem Stream: Let’s Talk Movies With Zack Snyder