ザック・スナイダーまた謎の告知投稿、スナイダーバース関連のイベントか?

DC映画『ジャスティス・リーグ』に至るまでの通称“スナイダーバース”を手掛けたザック・スナイダーが、2日続けて謎に包まれた告知投稿を行った。
この度スナイダーは自身のVeroアカウントに、ヘンリー・カヴィル版スーパーマンのモノクロ画像を掲載。上部には「MOS BVS ZSJL」とあるが、それぞれ『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)の略称だ。
下部には「APRIL 28 29 30」と記されている。これは、前日にもアナウンスされた期間と同じ。『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』を連続で再上映する企画の可能性がありそうだ。
中央の英文は、訳すると「命とは、誕生、死、再生の繰り返しであり、ヒーローの旅もまた、その繰り返しである。成長と変容の、あくなき繰り返しなのだ」といったもの。注目は、「再生」というキーワードである。
スナイダー監督によるスナイダーバースは、新DCユニバース誕生によって間もなく事実上の終了を迎えることとなる。一方、スナイダーバース独自の神話的なタッチには今なお熱狂的なファンが多く、彼らは様々な形でシリーズ再生を願っている。
この前日、スナイダーは14秒間のティザー映像を公開。シリーズに登場しながら、本格的な対決が見られないままだった最強ヴィラン、ダークサイドからの通信を傍受するという内容だった。二日連続での告知となったことから、今後も間を置かずしてさらなる詳細が発表される可能性がある。
もしもこの内容が米国での限定再上映だった場合、日本のファンにあまり影響のないものとなるだろう。とはいえスナイダー作品といえば、ファンの熱狂的な要望に応じる形で、当初予定されていなかった『ザック・スナイダーカット』がリリースされるというムーブメントもあった。この度の企画で再びファンの期待が高まれば、また嬉しい展開に繋がることもあるかもしれない?
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