『ソニック・ザ・ムービー』続編が早くも始動 ─ 前作監督ほかスタッフ陣が続投へ

日本発の人気ゲーム「ソニック」のハリウッドによる実写映画版、『ソニック・ザ・ムービー』の続編企画が早くも始動していることがわかった。2020年5月29日、パラマウント・ピクチャーズとセガサミーホールディングスが発表した。
かの有名なキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグを初めて実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』は、米国では2020年2月14日に公開されるや、『名探偵ピカチュウ』(2019)を越えるゲーム原作史上最高のオープニング興行収入を記録。紆余曲折を経ての完成となったが、観客からの評価・興行成績の両方で鮮やかな成果を収めた。
報道によると、続編には前作監督のジェフ・ファウラー、脚本のパット・ケイシー&ジョシュ・ミラーが続投。監督は“ソニック・シネマティック・ユニバース”の実現も希望していただけに、続編のビジョンにも注目だ。また、プロデューサーを務めた『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツ、『デッドプール』(2016)『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)監督のティム・ミラーらも復帰する。

『ソニック・ザ・ムービー』では、主人公ソニックの声をベン・シュワルツが担当。相棒となる保安官トムをジェームス・マースデン、天才科学者ドクター・ロボトニックをジム・キャリーが演じた。ただし、現時点で続編企画は初期段階にあり、キャスティングや撮影時期は不明。前作を継承した続編となるか、新たなソニックの物語となるか……。
映画『ソニック・ザ・ムービー』は近日公開。当初は2020年3月27日(金)に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっている。