『ソニック・ザ・ムービー』ベビーソニック役、寺嶋眞秀が吹替初挑戦 ─ 母は女優・寺島しのぶ

日本発の大人気ゲーム「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画版『ソニック・ザ・ムービー』で、主人公ソニックの幼少期となるベビーソニックの吹替を子役の寺嶋眞秀(まほろ)が務めることがわかった。女優・寺島しのぶを母親にもち、2017年には歌舞伎の初お目見得を果たしたほか、2018年には除菌スプレーのCMで歌唱を披露するなど、幅広い活躍を見せる注目子役が『ソニック』に参戦だ。
故郷を離れて遠い地球にやってきたソニック(声:ベン・シュワルツ/中川大志)は、ひょんなことから、保安官トム(ジェームズ・マースデン/吹替:中村悠一)と出会って相棒となる。2人の前に立ちはだかるのは、ソニックのパワーを利用して世界征服を目論む天才科学者、ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー/吹替:山寺宏一)。ソニックは、マシンやドローン、さまざまなガジェットで迫るロボトニックの野望を阻止して、仲間を守り、地球の危機を救うことができるのか…。全米で2週連続No.1、ゲーム原作映画史上最高のオープニング記録を樹立した本作は、すでに世界興収2億ドルの大台を突破している。
ベビーソニック役の寺嶋眞秀は今回が吹替初挑戦となり、アフレコ当日は緊張した面持ちだったとのこと。はじめにセリフパートを収録し、最後に島を走り回る際の叫び声や笑い声を収録。「もう少し元気にできる?」「もう少し生意気そうにやってみようか?」などとディレクターの言葉を聞きながら収録に臨み、笑い声の演技に苦戦すると、周囲が寺嶋を笑わせる一幕もあったとのこと。収録を終えた寺嶋は、「アフレコは楽しかったです。ベビーソニックが笑ったり叫んだりするところは難しくて、くすぐられたので笑うことができました。自分の声が入った映像を観たけれど、面白かったです」とコメントした。
寺嶋 眞秀(てらじま・まほろ)

2012年9月11日、東京都生まれ。父は仏人アートディレクター、ローラン・グナシア。母は、女優の寺島しのぶ。2017年5月、『團菊祭』で初お目見得し、以来毎年母である寺島しのぶと共にドキュメンタリー特番が組まれるほど注目を浴びている。2018年はCMに出演するほか、寺島しのぶとの共演でトーク番組に出演、雑誌の表紙を飾るなど、幅広い活躍を見せている。今回が初の吹替声優挑戦となる。
映画『ソニック・ザ・ムービー』は2020年3月27日(金)全国ロードショー。