21世紀フォックスの映画事業買収、ソニーや携帯事業社ベライゾンも関心示す

「20世紀フォックス」で知られる米21世紀フォックスが、米ディズニー間とで事業買収に関する交渉が行われていたという報道に対し、新たなプレイヤーが登場した。
Variety、The Hollywood Reporterといった複数の米大手メディアの報道によれば、ディズニーほかソニー・ピクチャーズエンターテインメントが同じく21世紀フォックス社の事業買収に関心を示しているという。
Varietyの報道によれば、ソニーと21世紀フォックスの交渉はごく初期段階。ソニー側より、21世紀フォックスに対して正式に売却を進めるかどうかの意志を問う非公式な質問が行われたと伝えられている。Varieryが21世紀フォックスは現段階において売却の手筈を整えるような動きを見せていないと報じる一方で、THRは同社が既に銀行家をあたり、議論が進められている段階であるとのレポートを紹介している。
21世紀フォックス社は、世界最大のメディア王、ルパード・マードック氏が実権を握る。Varietyは、21世紀フォックスの事業売却によって得た巨額をルパード氏が会長を務める巨大出版メディア企業ニューズ・コーポレーションの拡大に充てるのではと推察する。
さらに両記事によれば、米ケーブルテレビ・情報通信・メディアエンターテインメント企業のコムキャスト、米最大の携帯電話事業社ベライゾンも同じく関心を示しているという。
なおソニー・ピクチャーズのCEO、トニー・ビンチーケラ氏はFoxNetwork Groupの会長兼CEOとして10年間務めた経歴があり、同氏はフォックス社のアセットに精通。「ソニーは彼らの映画スタジオを劇的に転換させる手法を探ってきた」と表すTHRは、両者の好相性を指摘している。
『ファンタスティック・フォー』ミスター・ファンタスティックのゴムの四肢は、ディズニー、ソニー、コムキャスト、ベライゾンの四社が激しく引っ張り合う。
Source:http://variety.com/2017/biz/news/21st-century-fox-sony-pictures-sale-comcast-disney-1202617500/
https://www.hollywoodreporter.com/news/sony-inquiring-21st-century-fox-assets-1059499