リブート版『スポーン』、「最先端でオリジナルな」スーパーヒーロー映画に ─ ブラムハウス製作、初のヒーロージャンルに自信

同名人気コミックを原作とする映画『スポーン』リブート版は、マーベルやDCで描かれてきたスーパーヒーロー作品とは一線を画する“オリジナル”な映画になるという。プロデューサーを務めるジェイソン・ブラムが自信をにじませている。
リブート版は、コロナ禍や資金不足、脚本作業の難航など、度重なるハプニングにより製作に長い期間を要してきたが、2023年9月下旬には、原作者のトッド・マクファーレンが脚本執筆が佳境に差し掛かっていることを明かしていた。
そんな中、2023年10月中旬に開催された米ニューヨーク・コミコンでは、ジェイソン・ブラムが本企画について言及した。米Screen Rantが伝えたところによれば、ブラムはスーパーヒーロー映画としてのオリジナリティを強調したという。
「ブラムハウスの切れ味を持ち込みます。他のスーパーヒーロー映画と比べて、最先端かつオリジナルなものになります。」
ブラムハウスは低予算ホラー作品のヒットを連発させてきたハリウッド屈指のホラー専門製作会社。直近でも、『M3GAN/ミーガン』(2022)や『Smile スマイル』(2022)が若者の間で人気を博し、ホラー映画としてのオリジナリティも高く評価されている。
“ブラムハウスの切れ味”を出すということだが、脚本を率いるのは『ジョーカー』(2019)のスコット・シルバーと「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のマルコム・スペルマン、2人のスーパーヒーロー作品経験者。名だたる脚本家とブラムハウスの化学反応に期待したいところだ。ブラムは「ブラムハウス版スーパーヒーロー映画のように感じられると思います」とアピールした。
『スポーン』はCIAの工作員アル・シモンズが任務中に仲間によって殺害され、最愛の妻と再会するため、地獄の軍団構成員「ヘルスポーン」として現世に戻る物語。主演にはジェイミー・フォックスが起用されており、2025年のリリースが目指されている。
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Source: Screen Rant