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ラスベガスの球体型新会場「スフィア」でU2がこけら落とし公演、写真が到着

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米ラスベガスにオープンした世界最大の球体型シアター「ソフィア」で2023年9月29日(現地時間)、U2がこけら落とし公演を実施した。

「スフィア」は外側がLEDパネルで覆われた球体型のコンサート会場。高さ366フィート(約112メートル)、幅516フィート(約157メートル)、外側を58万平方フィート(約53,884平米)の2KのLEDが覆い、内部には16万個以上のスピーカー、120万個のLEDスクリーンの解像度は地上最大の解像度16K、総工費は約3,400億円というこれまでにない画期的な会場として話題となっている。

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LAS VEGAS, NEVADA – SEPTEMBER 29: (Exclusive Coverage) Bono, The Edge, Adam Clayton and Bram van den Berg of U2 perform during opening night of U2:UV Achtung Baby Live at Sphere on September 29, 2023 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Live Nation)
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この公演は、U2が2019年12月に『ヨシュア・トゥリー・ツアー2019』が終了して以来、約4年ぶりのコンサート。17,000人のファンを前に、『アクトン・ベイビー』収録曲の他、同日にリリースした約2年振りの新曲「アトミック・シティ」、U2のライヴに欠かせない大ヒット曲「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)」「ヴァーティゴ」「ビューティフル・デイ」など22曲を演奏した。

会場のオフィシャルアカウントでその様子が公開されている。

この会場でのライヴについてはボノは以前「この会場は、観客が映画やパフォーマンスに没入できるように造られた。アイス・ホッケーの試合を観に来るための会場じゃないんだ」「ふだん見るようなスピーカーがこの会場に並ぶことはない。建物全体がスピーカーになっている。だからどの席にいても、完璧なサウンドを楽しめる」と語っており、ジ・エッジも「こんな会場はこの世に一つだけだし、これに匹敵するものは、この先何年も造られることはないだろう」とインタビューに答えた。

今回のステージ・プロダクションに関わったクリエイター/アーティストは、40年以上U2のステージ・デザインを担当しているウィリー・ウィリアムス(ディレクター)、ブライアン・イーノ(“ターンテーブル”ステージ原案、ステージの色、照明など)、スクリーンのビデオアートを作成したマルコ・ブランミッラ(巨大なエルヴィス・プレスリー)、エス・デヴリン(ネバダ州の絶滅危機生物)、ジョン・ジェラード(“サレンダー”フラッグ)。最新鋭の会場「スフィア」の特性を最大限に生かした、アート&ミュージック・ショウとなっている。

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こけら落とし公演と同日に公開された新曲「Atomic City」の後半部分にもこの「スフィア」での様子が映されている。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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