2017年8月11日（金・祝）公開『スパイダーマン：ホームカミング』より、最新の予告編とポスターが解禁された。これまで公開されてきた予告編と同様、今回も“全世界同時解禁”となった映像では、なんと『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での激闘中にピーター・パーカー/スパイダーマンが余裕の自撮りをかましまくっていた事実が判明。アイアンマンやヴィラン・バルチャーが登場する新たなシーンもお披露目されて見応えは抜群だ。必ずお見逃しのないように！

新映像続々、2つの注目ポイントを見逃すな

今回の映像でまず注目したいのは、冒頭から『シビル・ウォー』で自撮りをかまし、その後も興奮さめやらぬ様子で戦いを振り返る、とにかくハイテンションなピーター・パーカー（トム・ホランド）だ。“新人ヒーローの成長物語”になるといわれる本作だけあって、最初に見られるピーターの姿はとてもヒーローらしからぬ様子。15歳の新人ヒーローの幼さがコミカルに強調されており、トニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr.）や、その運転手であるハッピー・ホーガン（ジョン・ファヴロー）とのギャップで笑わせてくれる。

そして2つ目のポイントは、マイケル・キートン扮するヴィラン・バルチャーのトニーに対する憎しみが前面に出ていることだ。アイアンマンのヘルメットを片手で投げ捨てる様子や、「奴らはいつも好き勝手ばかりだ」というセリフがあれば、映像の後半ではバルチャーがアベンジャーズごと潰す計画を進めていることも示唆されている。そんなバルチャーの暗躍を止めるため戦うスパイダーマンと、彼の失敗に「失望した」と語るトニー、そして自らの計画を邪魔する「赤いスーツのガキ」に気づくバルチャー……。ヒーローとヴィランの3人が紡ぎ出す人間ドラマも本作の大きな見どころになりそうだ。

祝・MCU合流！ダイナミックな新ポスターも登場

今回、予告編とともに解禁されたポスターには、スパイダーマン、アイアンマン、バルチャーの3人がダイナミックに描かれている。その背景にはおなじみアベンジャーズ・タワーも確認できるが、予告編でもタワーの存在が象徴的に映し出され、「アベンジャーズ」という言葉も飛び出しているように、映画本編ではかなり重要な存在として登場することになりそうだ。

ちなみに本作『スパイダーマン：ホームカミング』は、スパイダーマンが満を持してマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）に参入する作品となる。『アベンジャーズ』をはじめとした他作品とのリンクや、ほかのヒーローたちの登場にも期待できることだろう。

映画『スパイダーマン：ホームカミング』は2017年8月11日（金・祝）より全国ロードショー。THE RIVERではこれまでにもあらゆる情報を取り上げているので、気になる方はぜひ以下よりお確かめいただきたい。

（文：Takatoshi Inagaki）

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