マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作にして、トム・ホランドによる『スパイダーマン』第1作となる『スパイダーマン：ホームカミング』より、新たな場面写真が5枚解禁された。

これまで公開された日本版予告編と場面写真では、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での戦闘中に自撮りに興じたり、アイアンマンと空を飛んだり、二つに割れるフェリーを阻止しようとしたりと、いずれもヒーロー“スパイダーマン”としての姿をたっぷりと確認できた。しかし今回公開された写真では、スパイダーマン以前の姿、つまり15歳の高校生ピーター・パーカーの表情が印象的だ。さらに物語の悪役であるバルチャー（マイケル・キートン）の素顔なども登場している（※本作での日本表記は「バルチャー」となった）。それでは、1枚残らずきちんと確認していこう！

“普通の高校生”ピーター・パーカー

今回公開された写真のうち、とりわけ印象に残るのはピーターが何の変哲もない学校生活を送る様子だ。親友ネッド・リード（ジェイコブ・バタロン）と校内の廊下を歩いたり、実験の授業を受けたりする表情は、彼がまだ15歳の“普通の高校生”であることを思わせる。また予告編にも使用されている、トニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr.）とともに歩く姿は、ピーターの若さが否応なしに強調された一枚だといえるだろう。

スパイダーマンの潜入、そしてバルチャーの素顔

もちろん今回も、ピーターがスパイダーマンとして活動する写真が届いている。リュックを背負ったまま、スーツを着て怪しげな倉庫に忍び込んでいる様子は……一体何をしているのだろう？ そしてピーターは、ここで何を見ることになるのだろうか？

また注目すべきは、本作『スパイダーマン：ホームカミング』のメイン・ヴィラン（悪役）として登場するバルチャーことエイドリアン・トゥームス（マイケル・キートン）の素顔だ。ちなみに彼の素性、その企みについてはこちらの記事をご確認いただきたい。

ピーター・パーカー/スパイダーマンを中心として、トニー・スタークやエイドリアン・トゥームス、そしてクラスメイトたちやメイおばさん（マリサ・トメイ）など、多くの人物を巻き込んで展開していくとみられる『スパイダーマン：ホームカミング』。その全貌が明らかになるまで、残りあと2ヶ月だ。

映画『スパイダーマン：ホームカミング』は2017年8月11日（金・祝）全国ロードショー。

（文：Takatoshi Inagaki）

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