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トム・ホランド&カンバーバッチ、スパイダーマンとドクター・ストレンジの本格タッグに熱意 ― ただし日常系スピンオフを希望

トム・ホランド ベネディクト・カンバーバッチ
[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28059440914/ Remixed by THE RIVER

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で注目タッグのうちに挙げられる組み合わせといえば、ピーター・パーカー/スパイダーマンとドクター・ストレンジの顔合わせだろう。
プロモーションでも息の合ったやり取りを繰り広げるスパイダーマン役のトム・ホランド&ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチは、今後さらなる本格タッグに強い意欲を示しているようだ。米ScreenRantのインタビューにて、トムは今後の構想をありのままに語っている。

ピーター・パーカー、ストレンジを主治医に?

実は、トムとベネディクトには興味深い共通点がある。二人ともイギリスの俳優ながら、ともにニューヨーク在住のヒーローを演じていることだ。ピーター・パーカーはクイーンズ、スティーブン・ストレンジはマンハッタンに暮らしているのである。「クイーンズ VS. マンハッタンですよ」と言い放ったトムを、ベネディクトが「大事なのは対立じゃなくて橋渡しだから」とたしなめる……そんなやり取りも見どころだ。

インタビュアーから「今後の作品で二人のチームアップを見てみたいと思いますか?」と尋ねられると、ベネディクトは「もちろん」、トムは「100%見たい」と答えている。

ベネディクト:お互いのためにコーヒーを買いに行くとか、二人でダラダラするとか、公園でボールを投げるとか……そんなのでもいいですよ。洗濯から始まる日常でもいいな。そういう、楽しい方向に広がったのを見てみたいですね。

一方、トムは「この間思いついたアイデアがあるんですよ、絶対ありえないと思うんですけど」と前置きして、自身の構想する「スパイダーマン&ドクター・ストレンジ」のストーリーを語ってくれた。

トム:ピーター・パーカーが学校にいたら、すごく頭が痛くなってきて、(ストレンジに)電話して「ちょっと、マジで助けてほしいんですけど。緊急事態です」って言う。「いいよ」って言われて家に行ったら、彼はドクター・ストレンジの服装に着替えてて、もうやる気満々。「頭が痛いんです。何なんでしょう?」って話すと…そう、ストレンジは脳外科医なんで。「君にはもう一度世界を救ってもらわないと」って言われるっていう。僕にはストレンジの、医者としての知識が必要なんです。かかりつけ医になってほしい。

映像をご覧の際には、この話を隣で聞いているベネディクトのなんとも言えない表情にも注目していただきたいが……いずれにせよトムもベネディクトも、ヒーロー同士というよりは素顔の人間同士でのタッグに興味があるということだろうか。二人がのびのびする脱力系コメディの本格タッグも、確かにちょっと観てみたい。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。二人の日常はともかく、ヒーローとしての初対面をお見逃しなきように!

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Source: SR
Eyecatch Image: [左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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