『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』1年ぶりの予告編、まもなく公開へ

革新的なアニメスタイルでアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の新予告編がまもなく公開になるようだ。本作の米公式Twitterは、マイルス・モラレスとグウェン・ステイシーが逆さまになって街を眺める新場面写真とともに、米時間2023年12月13日に新たな素材を公開すると予告している。
A new view from across the #SpiderVerse coming 12.13 pic.twitter.com/fPK7WVuavK
— Spider-Man: Across The Spider-Verse (@SpiderVerse) December 3, 2022
初のティザー予告編が公開されたのは2021年12月のことで、早くも1年が経過する。この映像では、マイルス・モラレスのもとに、別のユニバースからグウェンが再び登場し、再会を果たすシーンや、マイルスがユニバース間を移動しながら、「スパイダーマン2099」と思しき謎のスパイダーマンと戦うアクロバティックなシーンも含まれていた。
脚本・製作のフィル・ロードによれば、ティザー予告編に登場していたのは「アース-50101」で、通称「マンバッタン(Mumbattan)」。インドのコミックと、『スパイダーマン 2099』のNueva Yorkを参考にした世界で、『ブレードランナー』や『∀ガンダム』で知られるシド・ミード風の未来想像図と説明されている。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、6つの異なるアニメスタイルをつなぎ合わせて全編を構成するという野心的な試みで描かれる。「東映版スパイダーマン」も登場する見込み。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年6月2日US公開予定。日本公開は2023年とのみ伝えられている。なお本作は前後編にまたがる壮大な作品となり、後編は2024年3月29日にUS公開予定。