『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、2021年最も高くレビューされた映画に ─ 米ロッテン・トマト

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、米レビューサイトRotten Tomatoesで、「2021年に最も高くレビューされた映画」に選出された。
Rotten Tomatoesは、批評家によるレビューのスコアと、視聴者が投票するスコアが存在することが特徴。辛口なレビューで知られているサイトだが、『ノー・ウェイ・ホーム』は「2021年の最も高くレビューされた映画」としてゴールデン・トマト・アワードを受賞した。
Rotten Tomatoesは複数のソースから映画やドラマのレビューを収集。肯定的な意見が60%以上を占めれば“新鮮(Fresh)”な映画と判断され、赤いトマトの印が付与される。対して、肯定的な意見が60%を下回った場合は、“腐った(Rotten)”映画として緑色のトマトのマークが付けられてしまう。
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2021年12月31日までにRotten Tomatoesが収集した374件の批評家によるレビューに基づき、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は93%のスコアを獲得。さらに、観客によるレビューのスコアは98%という高い数字を叩き出し、2021年のレビュー・トップ30でナンバーワンに輝いてゴールデン・トマト・アワードの受賞に至っている。
トップ5に食い込んだのは『ノー・ウェイ・ホーム』に続き、2位が『イン・ザ・ハイツ』、3位が『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』、4位が『PIG(原題)』、5位が『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。トップ30にランクインしたスーパーヒーロー映画は『ノー・ウェイ・ホーム』のほか、11位の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』、12位の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のみだった。
なお、『ノー・ウェイ・ホーム』はレビューだけでなく興行収益でも記録を打ち立て、全米では『タイタニック』を抜いて歴代6位となり、日本でも観客動員数が100万人を突破して大ヒットを放っている。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は日本で公開中。
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Source:Rotten Tomatoes