トム・ホランドは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の秘密をうっかり言いかけたのか? ─ 雑誌のインタビューで意味深発言

ネタバレ対策は徹底して鑑賞に挑みたい『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だが、すぐそこに危なっかしい人物がいる。主演のトム・ホランドである。
この記事では、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』トム・ホランドの発言を紹介しています。ネタバレと捉えられる部分があるかもしれません。
“ネタバレ王子”との愛称でも知られるホランド、英雑誌Total Filmのインタビューで、またも口を滑らせてしまったような返答をしている。過去シリーズでのスパイダーマン役俳優、トビー・マグワイヤやアンドリュー・ガーフィールドも登場するかもしれないという噂にも触れながら、こうした役者たちと現場を共にすることについて尋ねられたホランドが、次のように応えているのだ。
「朝、みんなが同じようにズボンを履くんです。あの人たちが参加するのは興味深いことでした。それぞれが独自にスパイダーマンを自分のものにしているので。それから……」
記事には、ここまで言いかけたホランドが“停止した”とある。続けて「アルフレッド(ドクター・オクトパス役)とジェイミー(エレクトロ役)とかのことですよ」と訂正しているのだが、ホランドよ、本当にこの応え方で問題なかったのだろうか?
「みんなが同じようにズボンを履く」のであれば、ドクター・オクトパスやエレクトロの役としてはいまいちピンと来ない気がする。それに、「それぞれが独自にスパイダーマンを自分のものにしている(they have a certain ownership over Spider-Man in their own way)」という表現も、マグワイアとガーフィールドのことを指しているように思えてしまうが……?
ともかく、ホランドは話を進める。「アルフレッドが参加して、今作に合わせて翻案したり、変更したりする。監督も違いますからね。それに、今は僕がスパイダーマン役。彼ら役者たちが、現代にフィットするように変更されているのはとても興味深いですよ」。
ホランドは「(マグワイアやガーフィールドが)復帰しないと僕が言っても、誰も信じてくれない。でも、いつかは信じてほしい」と笑ったということだ。「初めてドック(・オク)を見て、他のキャラクターも戻ってくるのを見ると本当に興奮します。映画史としても大きな瞬間ですよね。3世代が一つになるんです」とホランドは締めくくっている。
ホランドのこの一連の受け答えは、図らずもマグワイアやガーフィールド出演の噂への期待をより高めることになってしまった。ここまで来ると、「3世代が一つになる」というのも意味深だ。
現時点で確実なのは、『スパイダーマン2』(2004)のドクター・オクトパスや『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)のエレクトロの再登場。公開されたポスターには『スパイダーマン』(2002)グリーンゴブリンの姿もあるほか、『スパイダーマン3』(2007)サンドマンのものらしき砂嵐も描かれている。
果たして、ホランドは秘密を守れるのだろうか?『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日、日本公開。
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Source:Total Film