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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、中国でMCUフェーズ4初の公開なるか

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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現地当局の検閲により、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画が公開されない状況が続く中国だが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は公開の可能性があるようだ。米Varietyが伝えている。

無事に公開されれば、MCUのフェーズ4における初めての中国公開作ということになる。中国では、『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『エターナルズ』が未だ公開されていない

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は初の海外版ポスターがお披露目となったが、これが中国でも公開されたことから、映画の中国上陸の可能性が論じられている。米国はじめ多くの国々では2021年12月17日公開予定。中国での予定日は伝えられていない。

中国ではシリーズ前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)が累計1億9,999万ドルと強力なヒットを記録しており、これは米国外で最高額かつ、文字通りの桁違いの成績。同シリーズはMCUの他作品と違い、ディズニーではなくソニー・ピクチャーズ配給だ。中国当局に対して、他MCU作品とはまた違う力関係が働きそうにも見えるが、一方で『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が米公開から1月経ってなお中国公開が決まっていないという事実もある。

中国のファンにとって気の毒なのは、仮に『ノー・ウェイ・ホーム』劇中にフェーズ4の過去作や『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』との関連性があった場合に、置いてきぼりを食らいかねないということである。なお、MCU作品が楽しめるディズニープラス(Disney +)は、中国からは利用できない。

Source:Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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