【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あのキャラのコスチューム・デザインが過去作と違う微妙に理由とは?

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の重大なネタバレが含まれています。
トビー&アンドリューのスパイダーマン、デザインが微妙に変化している?
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では主演のトム・ホランドに加え、サム・ライミ版のトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに主演したアンドリュー・ガーフィールドがカムバックし、3世代にわたるスパイダーマン/ピーター・パーカーによる夢の共演が実現した。
本作でVFXを担当したケリー・ポートは米Before and Aftersの取材で、3人のスパイダーマンが並んだカットの混乱を避ける策を迫られたことに言及している。
「私たちはデザインを変更し、実際のところスーツは違っています。最後の戦い(のシーン)でデザインは大まかなところがあり、編集上、可能な限り(違いを)明確にするために出来ることを全てやりました。物を手渡すシーンで──、つまりワンフレーム内で複数のスパイダーマンが何かを手渡し、他の誰かに何かを投げているシーンがありますが、スーツの見た目の違いを加えたことで大抵は誰が誰であるか分かるでしょう。」
またポートは、マグワイアとガーフィールド、ホランドのために、実物のスーツとデジタルで作られたスーツの両方が用意されたことも付け加えている。
「私たちは、衣装部門で作られた物に基づいてデジタルのスーツを作成しました。大部分でコスチュームは、オリジナルのスーツが下敷きになっていると思います。ですが、デザインには少しばかりバリエーションがあるはずです。トビーとアンドリューが少し未来の時制から来たという事実、そして2人は年を重ねていて時間が経っています。また、彼らは自分達の人生を生きるうえで、おそらくスーツを変えたり、もしくは少し増強したりしているはずだからです。」
『ノー・ウェイ・ホーム』のVFXチームは、パっと見で分かりやすい視覚的な要素と、キャラクターが年を重ねて少しデザインを変えているはずだとのストーリー上の解釈を理由に、マグワイアとガーフィールドのコスチュームに手を加えたようだ。その細かな違いは、映画を1回観賞しただけでは分かりにくいかもしれない。もう一度劇場に足を運ぶか、DVDやデジタル版がリリースされた際にしっかりと観察したい。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は日本公開中。
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Source:Before and Afters