『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』深刻なネタバレが流出、ソニーが動く

恐れていた事態が現実になってしまった。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がアメリカでプレミア上映され、イギリスやドイツ、韓国など一部の国々では15日より一般公開となると、YouTubeでは早くもネタバレ映像が流出してしまう事態となった。
これらを確認した米The Hollywood Reporterの報告によると、違法アップロードされた映像の内容は「重要で、本物のネタバレ」だといい、中には10分近くの本編映像もあったという。「リークの大部分は外国語の字幕があり、一部は外国語の吹き替えだった。映像の質は粗いものから、極めてクリアなものまである」と同メディアは伝えている。
これを受けて米ソニー・ピクチャーズは直ちに対策を取った模様。複数の流出動画は、公開から数分以内にブロックされたようだ。
17日の本国公開を前にして作品の楽しみを台無しにしかねない由々しき事態だが、日本のファンにとっては一層深刻だ。本作の日本公開は年を跨いだ2022年1月7日。のんびりYouTubeを利用する機会も多いであろう年末年始休暇の間に、うっかり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の重要なネタバレをサムネイルで目にしてしまう可能性は大いにある。「ネタバレ回避のためにネット断ちをした方がいい」という対策は、あながち大袈裟な表現でもないのだ。最低限の対策のためには、こちらの記事をご参考いただきたい。
Source:The Hollywood Reporter